自分はどこの人と相性がいいのか、経験から学ぶ

さて、冒頭の質問にあった「そもそも出会いの場はどこに行けばいいか」ですが、先日「これは出会いの場としていいな」と思った場所があります。それは「常連に連れて行ってもらうバー」です。

その常連氏は自分と気が合う人なわけで、そんな人が通いつづける店というのはその人にとって居心地が良い場所です。そして、そこに通う人もその常連氏と気が合うわけだから自分とも合う可能性が高い。先日行ったバーでは、常連である私の友人が店員だけでなく他の客も紹介してくれ、バー全体で立食パーティーを楽しむような雰囲気になりました。

「今度、別の店で飲んでからこの店に来ましょうよ」と女性から誘われるなどもしました。パートナーのいない人にとっては、こうした出会いは「アリ」でしょう。とにかくしみじみと良い時間を過ごすことができたのです。

余談ですが、私自身、「合う大学・合わない大学」というのがあります。男女問わず気が合うのはなぜか自分の出身大学ではないものの、早稲田大学です。あとは一連の国立大学と中央大学、法政大学の出身者とも合います。だからいわゆる「ワセ女」とはやたらと仲が良いです。結局バンカラな人の方が気が合うのかもしれません。一方、ほぼ知り合いがいないのが慶應義塾大学、立教大学、青山学院大学といった洗練されたイメージの大学出身者です。

さらには「一番手企業とは合わないが二番手企業とは合う」というものもあります。具体名は避けるものの、今現在フリーランスとして仕事をしていると、基本的には二番手企業ばかりから仕事をもらっています。これも理由はよく分かりませんが、「社風」というものが影響していると思われます。

だから、「自分はこの手の人(組織)と相性がいい」というものは、普段から付き合いのある人々がどういった人かを分析すれば、嗜好は分かってくるもの。「自己分析」というほどではないですが、なんとなくの傾向を把握していると、無駄な出会いをしないで済みます。

なんとなくの直感で「この人とは合う」と思ったら、とにかく嫌いなことを聞いてみる。これをやれば相性の良い男を見つけられることでしょう。

Text/中川淳一郎