恋人と長続きしない男は、その後も変わらない
ここから「逆説」の話に入るが、「長続きしない」という悩みがあるのであれば、「長続きする傾向がある男」を選ぶというのがもっとも手っ取り早い。あなたは「飽きられた」「私がつまらないのが悪い」と感じているのかもしれないが、それは毎度「飽きっぽい男」を選んでいるだけかもしれないのである。
長続きしない男というものは、これは滅多に変わらない。いや、そうそう簡単に変えられない。恋人を選ぶ基準は、女のルックスや自分をいかに立ててくれるか、がメインとなるのだが、今の恋人よりも好みの女が現れたと思った瞬間にそちらに心が揺れ動く。その後は、いかに現恋人が自分にとって新たな女とのアバンチュールに邪魔な存在か、という悪い面を探す方向に舵を切るようになる。
これが別れを切り出す正当性となるのだ。そこで言われることは「お前といてもつまらないんだよ。『そうだねー』しか言わないし」や「オレはお前にいつも刺激を与えていたのに、オレに対して与えた刺激って言えるか? えっ? ほら、サッサと言ってみろよ」みたいなことを言い出す。
これでは実に女が気の毒である。しかも、こんな口調で言われた後は「私がつまらないから○○クンは私に飽きたんだ」と思ってしまう。だが、この考えはさっさと捨て去ってしまいましょう。こうした男はあくまでも「飽きっぽい男」でしかなく、一生を過ごすパートナーとしては適さない。
飽きっぽくない男を見分ける方法
ならば、いかにして男を選ぶべきか。なんとなく2人きりのデートでいい感じになったときにこう聞いてみればいい。
「○○さん、これまでの彼女遍歴を教えていただけますか? どんな人で、どれくらいの期間お付き合いをしたかを。私、そのエピソード、知りたいです」
これでいい。ここで、「初めての彼女は中2のときかな。以来、彼女を切らした最長日数は6日ぐらいかな。そこからも色々な女のコと付き合い、その都度成長させてもらったよ。平均すると7ヶ月ぐらいで、最長は1年2ヶ月かなぁ……。今、オレは29歳なんで、まぁ、12人ぐらいと付き合ったかもね」なんて言うヤツ(これは極端過ぎるが……あくまでも大袈裟に言ってるとご理解ください)は、交際相手としてはもうアウトと判断して良い。
こいつはとにかく「飽きっぽい男」でしかないのだ。この質問をしたときに、年齢の割には人数が少なければ少ないほど良い。モテない時期が長ければ長いほど良い。ある程度、ルックスや性格も好みなのであれば、そいつは恐らくあなたのことを「飽きない」タイプの男と思われる。