死ぬまでには観ておきたい映画のこと

チグハグな家族の愛・秘密・裏切りの果て『8月の家族たち』/ジュリア・ロバーツ他 豪華キャスト

性格も生活もバラバラな三人とその男たちを巡って、嘘と駆け引きと衝突を繰り返す家族たち——。<br /> ピュリッツァー賞&トニー賞W受賞の傑作舞台を映画化。

 人と人は分かり合えるのでしょうか。
これは仕事、恋愛など多くの場面でぶち当たる問題。その答えを知るには、まず家に帰り、親、兄弟と分かり合えるか確認したい。

 この感情は多分愛だ!と思うんだけど、こうも憎らしくて許せないのはどうしてでしょう。血の繋がった者同士で分かり合えないのに、世界平和なんて……。
『8月の家族たち』を観ると、その絶望に笑いながらハッとさせられます。

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 ピュリッツァー賞&トニー賞W受賞したトレイシー・レッツの傑作舞台を、『ER 緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』等多くのテレビドラマを手掛けてきたジョン・ウェルズ監督が映画化。

 本作はアカデミー賞をWノミネートしており、主演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープと助演女優賞のジュリア・ロバーツの演技対決が見所。
他にもユアン・マクレガー、クリス・クーパー、サム・シェパード等名実ともに頼りがいのある俳優陣が脇を固め、名優だらけの家族たちが8月の夏の暑さ以上に熱し、熟した演技合戦を繰り広げます。


三姉妹とは思えないほどバラバラな家族

 【簡単なあらすじ】
 8月の真夏日、オクラホマの片田舎に父(サム・シェパード)の突然の失踪を知らされた長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)、次女アイヴィー(ジュリアンヌ・ニコルソン)、三女カレン(ジュリエット・ルイス)の三姉妹が久々に実家に帰ってくる。
母・バイオレット(メリル・ストリープ)はガンの治療のため複数の薬を服用し情緒不安定であるが、誰よりも気が強い毒舌家。それ故に生真面目なバーバラと激しい衝突を繰り返す。
それぞれの家族と、それぞれが守るもの。互いの誇りをかけて本音をぶつけ合い、不器用なアイヴィーと、自由奔放なカレンを巻き込んで大騒動に巻き込んでいく——。