人気コミックが完全映画化『僕等がいた』

 少女コミックでは珍しい、累計発行部数1200万部を突破した国民的漫画『僕等がいた』が実写映画化!
 主人公、矢野と七美を演じるには、『ハナミズキ』『源氏物語』などに出演し着実に人気と実力をものにしている生田斗真と、『婚前特急』、『GANTZ』シリーズで独特な魅力を放ち続ける吉高由里子。
北海道を舞台にした高校時代の前編と、東京での社会人時代を描く後編の第二部作で連続公開されます。

 舞台は北海道・釧路。高校2年生になった高橋七美(吉高由里子)は屋上で、クラスの3分の2の女子が好きになってしまうという矢野元晴(生田斗真)と出会う。
最初はなんだかムカつくやつという印象しかなかったが、日に日に矢野の何気ない優しさや時折見せる影のある表情に惹かれていく。
ところがある時、彼の親友である竹内匡史(高岡蒼佑)から、矢野が持つ影の理由を聞かされる。それは、実は彼には年上の元恋人と死別した経験があり、そのことをまだ引きずっているというものだった。

 はじめて自分以外の相手を心から愛しく思う“初恋”。
この映画ではその“初恋”が、高校時代から社会人までの10年にも及ぶ壮大な時の中で綴られています。
永遠に一緒にいることを簡単に信じることが出来た時代と、現実が差し迫りさまざまなことを複雑に考えてしまう時代。
輝きと落胆が交互にやってくる青春時代の恋愛はみずみずしい反面、ときに深く傷つけられます。
近頃落ち着いた恋愛しかしていないあなたは、この映画を見て、恋愛初心者時代の甘酸っぱくて痛々しい気持ちを思い出してみてくださいね。

3月17日(土)<前篇>4月21日(土)<後篇>2部作連続全国ロードショー

原作:小畑友紀
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
キャスト:生田斗真、吉高由里子、高岡蒼佑、本仮屋ユイカ、小松彩夏、柄本佑
配給:東宝 アスミック・エース
2012年/日本/123分
URL:https://bokura-movie.com

Text/AM編集部