もし彼が“オオカミ”でも、心から愛す覚悟はありますか?
人間の少女とオオカミの少年の恋愛を描くのは、韓国映画界の新進気鋭の映画監督チョ・ソンヒ。
『トキメキ☆成均館スキャンダル』で人気を得たソン・ジュンギと『過速スキャンダル』のパク・ボヨンが互いに惹かれ合う男女を演じ、恋をすることで次第に変わっていく2人の演技は必見です。
病気のため、周囲に心を閉ざしてきたスニ(パク・ボヨン)は、家族とともに静かな村に引っ越してきた。そこで謎めいた少年(ソン・ジュンギ)と出会う。彼は闇の中で身を潜めるように生活していたが、世話好きのスニの母に“チョルス”と名づけられ、家族の一員として招き入れられる。
言葉が話せず、まるでオオカミのように振舞うチョルス。スニは彼に食事の仕方、文字の読み書きなどを教えていく。
やがてスニは閉ざしていた心が開いていき、チョルスは誰かを愛するという感情が芽生えていく――。
野生的でありながら純粋な心を持つチョルス。スニが彼の素直さに次第に惹かれ、心を許していく姿に感動を覚えるはず。
オオカミと人間の恋は許されるのか、ぜひ劇場で2人の行方を確かめてみてください。
この映画は、誰かに恋すること、愛することは何かということを、優しく教えてくれるでしょう。
5月25日(土)より新宿シネマカリテ 、109シネマズ川崎ほか全国ロードショー
監督・脚本:チョ・ソンヒ
キャスト:ソン・ジュンギ、パク・ボヨン、チャム・ヨンナム、ユ・ヨンソク
配給:CJ Entertainment Japan
原題:A Werewolf Boy /2012年/韓国映画/125分
URL:映画『私のオオカミ少年』公式サイト
Text/Michihiro Takeuchi