死ぬまでには観ておきたい映画のこと

カラダを縛ることで、気持ちがラクになる私……『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』

仕事のストレスから解放するために、自らを縛り上げることで快感を味わうOLは運命の人と出会い、その縛る趣味が次第に大胆になっていく――。俳優として活躍する竹中直人が官能小説を映画化。

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私 竹中直人 平田薫 安藤政信 綾部祐二(ピース) 津田寛治 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
©吉本興業

 ストレスの解消法は人によって様々ですが、縄で自分の身体を縛り上げることで快感を得る人も。そんな誰にでもある“秘かな趣味”を題材にした、OLの官能的なストーリーです。
『女による女のためのR-18文学賞』の大賞に輝いた蛭田亜紗子の『自縄自縛の私』を、個性派俳優として知られる竹中直人が約3年ぶりにメガホンをとって映画化しました。主演は透明感のある女優として同性からも支持が熱い平田薫。ほかにも、安藤政信やお笑いコンビ「ピース」綾部祐二など、個性豊かな面々が脇を固めます。

 立花百合亜(平田薫)は学生時代、インターネットで身体を縛る方法を知ってから秘かな趣味にしていた。そんな姿を彼氏の裕太(綾部祐二)にバレて別れを告げられてしまい、懲りた百合亜は5年間「自縛」を封印していた。しかし、広告代理店のOLとして働くようになり、次第に蓄積されるストレスを発散するため、再び縄を握ることになる。
百合亜は自縛を綴るブログを始め、そこで知り合った自縛マニアとメッセージを送り合ううちに、ますますエスカレートしていく。さらには自縛の上に手錠をかけ、思わぬ行動を移すことに――。

 一見どこにでもいる普通のOLである百合亜。好奇心から始まった自縛が、生活にまで影響を及ぼすなんて……。誰もがキケンな世界に入り込んでしまう“スキ”があることに、改めて気づかされます。
あなたはストレスの解放に何を求め、快感を覚えてしまう?
百合亜が決して特別なOLではないことを、映画を観て確認してください。あなたが気づかないだけで、秘かな趣味を抱えているかも……?

R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私 竹中直人 平田薫 安藤政信 綾部祐二(ピース) 津田寛治 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
©吉本興業


2月2日(土)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

監督:竹中直人
キャスト:平田薫、安藤政信、綾部祐二(ピース)、津田寛治
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
2012年/日本映画/106分
URL:映画『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』公式サイト


Text/Michihiro Takeuchi