2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ
最愛の人を失う絶望は、たとえどんな関係であっても計り知れないもの。それがもし、患者と医者という関係だったら…?
『Shall we ダンス?』『それでもボクはやってない』の周防正行監督が現役弁護士・朔立木の同名小説を映画化しました。
主演は、『Shall we ダンス?』以来16年ぶりの共演となる草刈民代と役所広司。浅野忠信、大沢たかお、細田よしひこといった日本映画を代表する俳優陣が脇を固め、医療とは何か、愛とは何かを観る者に問いかけます。
呼吸器内科の医師・折井綾乃(草刈民代)は長く不倫関係にあった同僚・高井(浅野忠信)から別れを告げられ、失意のあまり自殺未遂をしてしまう。彼女の心を癒したのは、重度の喘息の患者・江木秦三(役所広司)。二人は医者と患者の関係を越えた深い絆で結ばれていく。
やがて死期が迫った秦三は「もしもの時は早く楽にしてほしい」と綾乃に頼み、その2ヶ月後に秦三は心肺停止状態に。そして綾乃は、ある決断を下す――。
愛する人の最期を迎えるとき、あなたならどうしますか?
綾乃が愛のために下した決断は、殺人罪を問う刑事事件に発展します。正しいのは何なのか、医療と愛に挟まれた綾乃の葛藤に、誰もが考えさせられるはずです。
この作品のテーマとメッセージは、あなたの心に深く刻み込まれることでしょう。
2012フジテレビジョン 東宝 アルタミラピクチャーズ
10月27日(土)より全国東宝系にてロードショー
監督・脚本:周防正行
キャスト:草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお、細田よしひこ
配給:東宝
2012年/日本映画/144分
URL:映画『終の信託』
Text/Michihiro Takeuchi