吹石一恵が離婚調停中?ワケあり女家族が離婚・不倫に翻弄!『六月燈の三姉妹』

 離婚した母と、すでに離婚&離婚しそう&不倫している娘たち。
もう、なにこの家族。バツが4つズラーッと並んでる。文字にするとXXXX←なんかもうフェンスでしかない。まさに人生行き止まりなのです。

 一人くらい浮かれている人がいてもいいと思うのですが、実家の居間には妙にどんより暗い影。それでも寂れた商店街に再起をかけ、人生の起死回生を狙う。
同じ家族とはいえ、女が4人いればその生き方は4通り。男運はないが、愛はある。そんな三姉妹の生活を覗いてみましょう。

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「六月燈」とは、鹿児島県を中心に旧薩摩領だった地域で行なわれる夏祭り。鹿児島弁飛び交う小さな商店街を舞台にした物語です。
手掛けるのは『半落ち』『ツレがうつになりまして』の佐々部清監督。離婚調停中に実家に帰ってきた主人公・次女奈美江を『紀子の食卓』『ゲゲゲの女房』の吹石一恵が演じています。
街の片隅で身を寄せ合う、誰もが結婚についてワケあり事情を抱えた家族を温かく描いています。

ワケあり家族が全員集合!結婚・離婚に翻弄される三姉妹

 【簡単なあらすじ】
 赤字に苦しむ家族経営の和菓子屋「とら屋」は、家族とはいえ母・惠子(市毛良枝)と菓子職人の父・眞平(西田聖志郎)はすでに離婚。さらに長女・静江(吉田羊)も離婚していて出戻り、次女・奈美江(吹石一恵)は離婚調停中、三女・栄(徳永えり)は結婚直前に婚約破棄、しかも不倫中。
そこに奈美江の夫・徹(津田寛治)が東京からやって来る。しかし、よりを戻したい徹に奈美江は振り向こうとしない。
シャッター商店街、そして「とら屋」の生き残りをかけた新作和菓子「かるキャン」で起死回生の大作戦に挑む。
果たして、「とら屋」の運命は。そして、三姉妹の人生の行方は——。