結婚願望がなかった私が「結婚、いいかも!」と思えた5つの出来事

結婚したカップルが花畑を歩く画像 Ivan Cabañas

私が結婚してから早半年。入籍なんて紙切れ1枚のことだし、彼との間でそこまで変化はないだろうと思っていたんですが、結構「独身時代と違うな」と思う出来事もありました。

もともと私は結婚願望がない方で、わざわざ結婚するメリットは少ないし、むしろデメリットが多いぐらいに思ってたんですが、結婚したらしたで楽しかったので、結果的には結婚してよかったと思ってます。

というわけで今回は、私が「結婚、いいかもしれない!」と思った瞬間について話していきたいと思います。

恋愛市場から降りることができる

恋人として付き合っても、2人をつなぎとめるものって「口約束」でしかないわけです。
LINEの返事をどちらかが返すのをやめたら、自然消滅してしまうかもしれない。もしかしたらお互い、もっといい条件の相手が現れて乗り換えてしまうかもしれない。

しかし、結婚をすると、そういった恋愛における不安定な要素がなくなります(もちろん、結婚後にトラブルが起きて離婚する可能性もありますが)。
あとは、過去に関わった男性から連絡がきても「結婚したので会えません」と返せば簡単に一掃することができます。

私のように恋愛にめんどくささを感じる人にとっては、一度結婚してみると気持ちが楽になるんじゃないかな、と思いました。

「結婚しないの?」警察を一掃できる

独身のままアラサーに突入すると、頻繁に言われるようになる「結婚しないの?」という質問。会社の同僚や友達にも聞かれますし、実家に帰省すると10分に1回のペースくらいかなと思うぐらいに聞かれます。

「結婚しないの?」と聞いてくる人って別に結婚の素晴らしさをプレゼンするわけでもなく、ひたすら質問責めしてきますよね。それで「しばらく予定はない」と答えると「彼氏が煮え切らないの!?」「相手は他に女がいるんじゃないの!?」だとか、勝手に心配してきたり。

結婚すると、そういった「結婚しないの?」警察から逃れることができるので、すごく楽です。

「結婚しても、出産に関する質問をされるんじゃ…?」と思うかもしれませんが、子作りついてはデリケートな問題すぎるため、質問者の数がぐっと減りました(都心在住だからかもしれませんが)。

公式パートナー感が出て、2人の話を公にできるようになった

恋人同士の状態で「彼氏が~」といった話をすると、他人からしたら「いつ別れるかわからないのに、何のろけてるんだろ?」と呆れられることが多々あります。このように「ただの痛いバカップル」に見られたやりとりも、夫婦だと「おしどり夫婦」と言われるから不思議ですよね!

「彼氏との出来事」だと浮ついた感じがするのに、「旦那との出来事」だと愛にあふれた印象を受けます。そんなわけで「夫が~」という話を堂々とできるようになったのは楽だな、と思いました。

夫に「既婚者としての自覚」が芽生えた

男性にとっても結婚は人生の一大イベントのため、既婚者として自覚する機会が増えます。

女性は結婚すると「おめでとうございます! お幸せに!」といった祝福の言葉をかけてもらえる機会が増えますが、男性の場合、周囲から「ちゃんと奥さんを幸せにしろよ!」「浮気するなよ!」「お金の苦労をさせるなよ!」と言われる機会が多くなります。
うちの旦那はそんな周囲からの言葉に影響され…「俺、2人の生活をもっと豊かにしていきたい。仕事もっとがんばるよ!」と言ってくれるようになりました。男性は社会性の生き物なので、結婚すると「既婚者としての自分」に進化するんだなぁと。

その他にも健康的な食生活や、2人で楽しめる趣味について考えてくれたりして、関係が「独身同士が一緒にいる」という形から、「家族というチーム」に変わった気がします。
人によるのかもしれませんが、結婚したことで夫にも良い変化が現れたので、結婚してよかったな~と感じました。