あなたは大事な人に対して、『好き』って言えますか?
ちなみに筆者は好きを言葉にするのが苦手なタイプ。両思いかわからない殿方にはもちろん、すでに付き合っている彼氏にすら、好きって気持ちを言葉に出して直接伝えるのが苦手です。
でもそれはいけない…と思い、最近は常日頃努力で克服を目指す日々です。
そんな筆者をはじめ、世の照れ屋さんは言葉による愛情表現を避けがちですが、実は「面と向かって好意を伝える」ことができない心の問題は、意外と根深いものがあるように思うのです。
「好き」が言えない理由より問題なこと
「好き」と言うのが苦手な人にも、いろんなレベルがあると思います。
その理由を集めてみると「とにかく恥ずかしい」という理由を除くと、大きくは3つに分類されます。
・相手に好きと言って安心されるのが怖い
・自分の方が『好き』が大きくて、立場が危うくなるのが怖い
・もし相手が好きじゃなかったら怖い
こんな意見が集まります。
どれも納得感はあるとは思いますが、実は全てに共通する落とし穴が……。
それは「ポジティブな効果より、ネガティブな効果が先に来ている」という点です。
好きと相手に伝えることで相手からも好きが返ってきて、ふたりとも幸せになれることだってあるはずです。しかし恥ずかしがり屋な我々は、それでもリスクにばかり目を向け、気持ちを一向に伝えません。
これってなぜなのでしょう。
そこには過去の愛情不足の経験が関係しています。
たとえば親から「好き」という表現を十分受け取った経験がない人は、告白という行為自体が苦手な傾向があります。そこには愛情よりも先に不安感が常にあるから、言えないのです。
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