彼氏に会えない!LINEが来ない!不安や寂しさを上手に伝える方法

空を見る女性の画像 Helena Lopes

好きな人とは、1時間でも1分でも多く一緒にいたい。きっと多くの女性が思っている希望でしょう。だからこそ、相手が忙しいとかを理由に全然会ってくれないと、もうイライラしたり不安になったりして、怒りをぶつけてしまうかもしれません。
その気持ち当然っちゃ当然なのですが、でも本当は会えないという状態を正しく自分の中で受け止められていないから、いつもケンカになるのかもしれません。

恋愛上手とはコミュニケーション上手です。でも彼とのコミュニケーションが上手くなるには、気持ちの理解と伝え方が上手いことが必要です。
少しでも彼があなたに会いたくなるように、少しでも恋愛の熱量が高まるように。今日は会いたい気持ちの扱い方について、少し知っていきましょう。

なぜ女は会いたいと思う?なぜ男は会いたいと思わない?

そもそもニンゲンは、なぜ好きな人と会いたいと思うのでしょう。電話じゃだめ? LINEじゃだめ? 答えはもちろんYESですよね。
「好きだから一緒にいたい」とか理由はシンプルだと思いますが、人間の本能的には、好きな人と少しでも多くいることで、浮気などのリスク回避が計れます。それと当時に『単純接触効果』も加わり、一緒にいる時間が長いほど、相手への好感度や愛情が増すといわれています。
一緒にいるほど、恋愛にとってプラスに働くことが多いと、女性は本能的に察知しているのかもしれませんね。

とはいえ、「会いたい」という願望を男性側にぶつけると、なかなか叶えてもらえないことってあると思います。では逆に、男性側はなぜ時間がなかったり疲れたりしていると、会いたくないと思うのでしょう。
女性が恋愛をすると、男性との時間を第一優先にしがちなのに対し、男性というのは、どうしても恋愛は恋愛、自分の時間は自分の時間と、1つ1つを分けて考えがちです。
よく『男はシングルタスク、女はマルチタスク』といいますが、女は恋愛も仕事もショッピングも同時並行で楽しめますが、男性は毎回別のことをするたびにスイッチを切り替える必要があります。
つまり、仕事でバタバタした中で彼女と時間を作れたとしても、自分の中のスイッチを切り替えられず楽しめないから、「会えない」と選択してしまう男性が多いんですね。

「寂しいから会いたい」と「どうして会ってくれないの?」は違う

女性からしたら「別に何をするわけでもないんだから!」と、男性に対して不満をつのらせてしまうこの話。
そもそも、男性に「会えない」と言われたとき、あなたはどんな方法で相手に不満を伝えていますか?

実はケンカに勃発する伝え方と、会えなくてもコミュニケーションが深まる伝え方には、明確な違いがあります。
それは「要望」と「気持ち」を切り離して伝えているかという点です。
たとえば彼から会えないと言われたとして、あなたの中には「寂しい」「不安」「疑問」などのネガティブな気持ちが浮かぶと思います。
それと同時に、「会って欲しい」「時間を作って欲しい」「直接話がしたい」という、相手への要望が出ていると思います。
この2つをごっちゃにした状態で相手に反論すると「どうして時間が作れないの?」「なんで彼女と会いたくないの?おかしくない?」といった逆ギレに繋がるのです。

でもコミュニケーションは、自分の気持ちを整理して伝え、その上で要望を伝え、後は相手に判断を委ねたり、譲歩し合ったりしていくものです。

「先週も会えなかったし、寂しくて不安になっちゃうんだよね。時間を作って欲しいんだけど、難しい?」
こんな風に気持ちと要望を切り離して伝えれば、たとえ会えないとしても、相手にはあなたの気持ちはきちんと伝わり、より仲は深まっていくと思うのです。
このコミュニケーションのとり方は、なにも会えない彼との話に限りません。
何か腹立たしい事があったとき、悲しいことがあったとき。大体の人は、自分の中の感情と相手への要望を団子にして、相手への攻撃に変えてしまいます。

・どうしてこんな事が出来ないの?→私は本当はこうして欲しかった。だから今すごいムカついているの!
・なんでそんな事言うの?→その発言は、凄く傷つくから辞めてほしい

ちょっとした言い方の違いですが、男性へのコミュニケーションはこのくらい整理しないと伝わらないことはよくあります。
心のやり取りが上手くできると、その分相手への愛しさも増していきます。
結果として、もっと会えたり、もっと一緒の時に愛情を感じられる関係になれるのがベスト。少しだけ気持ちと要望に、意識を向けてみませんか。