突然ですが、みなさんは「自分を大切にしている」という自信はありますか?
なんだか、自己啓発本の謳い文句みたいでチョット恥ずかしいのですが、「してます!」と即答できる人はそう多くないはず。
「自分を大切にできない」
「自己肯定感が低い」
こういった人の多くは、人から嫌われることを恐れて、常に自分よりも他人を優先してしまう傾向にあり、恋愛においても、いつも相手の都合を優先して振り回されてしまう……なんてことも。
もちろん、自分よりも他人を優先できるというのは立派なことではあるのですが、これには大きな落とし穴が2つあります。
他人を優先しすぎることの落とし穴
1つ目は、他人があなたを大切にしてくれるとは限らないこと。
あなたが自分よりも他人を大切にするように、他人もあなたを大切にしてくれるのなら調和が取れるのでいいのですが、ほとんどの場合そうではなく、恋愛においても気持ちの比重が重すぎて傾いてしまう原因に。
自分は自分を大切にできないし、他人はあなたを大切にしてくれないとなると、誰があなたを大切にしてくれるのでしょうか?
2つ目は、いつも自分の感情をグッと押し込んだり、後回しにしていると、無意識のうちに「我慢するクセ」や「自分を否定するクセ」がついてしまうということ。
人間、我慢や否定をするクセが付くと、無意識のうちに自信がどんどん無くなり、自己肯定感は低下の一途をたどってしまう。
コレって、かなりヤバいんです。
自己肯定感の低い人は文字通り、自分で自分を肯定すること。つまり、自分を褒める・認めるといった行為がとても苦手で、他人に褒めてもらったり、認めてもらったりすることで自分に価値を感じています。
人から褒められること・認められることは、人間誰しも嬉しいことではあります。しかし、他人から認められることで自分に価値を感じるようになると、逆に否定されたり注意されたりしたときには、「自分には価値がない」「ダメな人間なんだ」と勘違いし、評価されないと「こんなに頑張っているのに……」と自分を追い詰めてしまうことがあります。
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