よくあるものが変顔ですね。
変な顔をすれば誰かが笑ってくれると思っている浅はかさ。そしてそれで笑ってもらえていた環境の中で生きてきたことから、なんとなくその人の交友関係が想像されますよね。

私の友達に変顔をする人は誰一人としていないでしょう。見たことないし、私もしないし。それはやっぱり、サムいからなのだ。面白いと思っている側の人間と、サムいと思っている側の人間……つまり生きている世界が全く違うと考えて間違いはないだろう。

そして同じように、文章で己のユーモアさを伝えようと一発勝負かましてきたり、あるいは「面白さには自信があります！」「笑わせるのが得意です！」と自己アピールをしたりしているものもあります。
私の経験上ですが、自分で自分を面白いと主張する人で面白いと思った人に出会ったことがありません。

こういうタイプの人間は、大概会社やサークルの飲み会の一発芸の披露で旬な芸人のモノマネをして、一応笑いはとって、「自分の力で人を笑わせた」と勘違いしているタイプです。面白いのはお前ではない、お前がパクったその芸人だ。
そんなことにも気づかない男に、きっと私は優しくできないだろう。

フェスと同じく、誰かと一緒に盛り上がるタイプの人種が毎年必ずやるイベントでの楽しそうな写真をあげる人。
こういう人と付き合ったら無理やり「俺の友達も来るから飲みに来ない？」と誘われて、行きたくもない場に顔を出さなければいけなくなり、いちいちSNSにあげる用の写真を撮られたりするのだ。

あるいは行きつけのカフェやバーに連れていかれて、お店の人にいちいち紹介されて、いちいち挨拶させられて、やっぱり写真を撮られるのだ。一人だったら絶対こんな店に来ないし、別にこの人たちと仲良くなるわけでもないのになんの意味があるんだろう？　なんてことを考えてしまう私は本当にこういうの、ダメなんです。一度立て続けにこれをやられてストレスのあまり発作を起こしたことがあるので、トラウマです。（悪いのはコミュ障すぎる私のほうなんですけどね）

海外旅行が趣味な人。特に、今まで行ってきた国の国旗を羅列する人は「海外を旅する、”””俺”””」を全面的にアピールしてきそうなので個人的に苦手です。海外旅行の話をして、「えー！！　スゴーイ！！！」って言ってもらいたいだけだと思ってます。もうそれが個性だと思っているあの感じ。もちろんそうじゃない人もいるけど。

カメラを向けられてそんな笑顔を作れるなんて明らかにスクールカースト上位だった証拠だとしか思えません。やはり、さようならとしか言いようがないでしょう。
パリピはパリピ同士でくっつくのが一番です。
私はじめっぽい薄暗い苔が生えたところで誰かが足を休めにやってくるのを待ちます。