オネエ男子を好きになった!どう認識すればいい?
ひと回り近く年下の28歳オネエ男子を「女性として」好きになってしまった、41歳独身女です。今は少し年上の彼氏がいて、性的指向自体は男性ですが、元々は可愛い子が好きで、初めてのキスは女の子でした。疲れると女の子のすべすべの肌に癒されたくなりますが想像するくらいで、特別な関係には至らず愛でる程度です。
子供ができないため、結婚願望もありません。彼氏と結婚することもなく、たまに寂しいなあと思うときはありましたが、仕事が楽しくなってきて物理的に彼氏と会う時間や回数が減ってきました。そんなとき、28歳オネエ男子とは乙女な趣味が縁で知り合いました。その人は私と共感するところが多く、可愛いのが好きなところも似ていて、ときめくポイントを見つけると「ねえねえ見てこれ可愛いの!」「なあにそれ素敵! 他にもあるんじゃないかしら」と2人でときめきを愉しんでいます。しかしよく見ると精悍な青年がそこにいて、男なんだよな…とギャップに混乱していました。2人でごはんを食べに行くこともあります。シェアし合ったりしてとっても楽しいです。しかし、私は男性としての魅力の部分にときめいてる訳ではないようで、どうやら女性らしいところにときめいているようなのです。
話が合う年齢の離れた人間として大切に接したいとは思っており、今はそう心がけています。
はたから見ると私たちは親子ほども年が離れた、青年とおばさん、もしくは母と息子みたいに見えるかもしれないと思います。向こうはあまり何も気にしないみたいで、子犬みたいに無邪気です。しかし「あなたのことを女の子として好きみたいなんだ」とは言えません。おばさんが女の子として男の子が好きになったなんて、どう認識したらよいのでしょうか?(41歳・女性)
曖昧な「オネエ男子」という表現
女の子として「オネエ男子」のことを好きになったというお話ですね。あなたは意外で珍しいことのように思っているのかもしれませんが、二丁目では大変よくあるお話です。人を好きになる気持ちはポジティブなので、好きになるだけなら全く良いと思います。
ただ、「オネエ男子」という言葉は非常に曖昧な言葉です。「オネエ」という言葉自体は昔からある言葉ですが、いつの間にか女性的な振る舞いをするセクシャルマイノリティ男性とそこに近い人物をふんわり示唆する言葉になっています。
そこであなたの好きな「オネエ男子」ですが、あなたの描写から「精悍な青年」と書いてありますのでLGBTQで言うT(トランスジェンダー)の可能性は無くなりました。女性ではないのでL(レズビアン)でもないですね。
残る可能性はG(ゲイ)B(バイセクシャル)Q(クエスチョニング)のいずれかと、ストレートの男性で尾木ママやりゅうちぇるさんのように振る舞いや嗜好が女性的な人ということになります。
「オネエ男子」のリアル
仮にあなたが恋愛をするのであれば相手が上記のうちの、バイセクシャル、クエスチョニング(性の模索中の人)、ストレート男性の「オネエ男子」の場合ということになります。
1番可能性が高いと思われるゲイ男性に関しては、契約的なことでもない限り女性と恋をすることはありません。女性と恋愛もしくは結婚に結びつくのは実家がうるさくて偽装恋人や偽装結婚を考える人、もしくは経済的な援助を必要としている人です。
あなたに、ゲイ男性の「オネエ男子」が言い寄ってきた場合、お金目当てか婚姻歴目当てと思って警戒した方が良いと思います。酷な話で恐縮ですが、それが現実です。
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