起きてしまったことを後悔しても仕方ありませんし、私はあなたを責めているわけではありません。なぜなら私も20代の頃は好意を持った相手に嫌われたくないという理由で同様のことをしたことがあります。あなたと同じです。世の中にはあなたと同様の行動をしている人は沢山いるのではないでしょうか。

お付き合いを始めた直後に出会った素敵な男性に今付き合っている彼氏がいると言ったことについては
・バカ正直に付き合ったばかりと言わないで内緒で二股をかける
・正直に言ったのなら、好意を持っていても我慢して貞操を守り信頼感を高める
という選択肢が今回はあったと思います。次はこれを試してみましょう。

結婚と違って付き合っている段階ならば二股は悪いことではないと私は考えます。付き合っている相手にも、浮気相手にもバレないようにというのがマナーですが、好きになるのは仕方がないことです。二股が向いてないなら徹底して信頼感を出すために貞操を守る。良くないのは今回のように中途半端に相手の言いなりになることです。

また付き合っている相手がいる男性と会うことについて会うくらいなら私は良いと思いますが、簡単にカラダを許すと今回のように都合の良い女扱いを受けます。
終わってから考えると
・都合の良い女と割り切ってこちらも大人の関係を楽しむ
・カラダを許さないで信頼感を高める
という二つの選択肢がありました。次はこれを試してみましょう。

一点気になったことがあります。あなたは友人からお人好しと言われていて、自分でもそう思っているふしがありますが、本当にそうなのでしょうか？

あなたは本命彼氏がいても浮気する女であり、相手に本命彼女がいても浮気する女です。全然お人好しじゃないと私は思います。

でもお人好しじゃなくて別に良いんです。私もお人好しだけの人なんて全然仲良くしたいと思いません。あなたはまず自分がお人好しじゃないと認識し直して、そこから自分がどういう選択をすれば、自分の考える幸せに近づけるのかを考えた方が良いと思います。

生きていくということは選択の連続です。その際に他人にお人好しと思われたいという気持ちがあると中途半端な選択になる可能性があります。

お人好しじゃなくて別に良いじゃないですか。あなたをお人好しだと思う人が、あなたを実際に助けてくれるのでしょうか？　お人好しを卒業して、冷徹に自分の幸せを追求するようになる。これが今回の経験を経て得た最大の収穫だと私は思います。あなたはどう考えますか？

TEXT／肉乃小路ニクヨ