コンプレックス解消には

もしも身長コンプレックスが根深く、相手に高身長をどうしても求めるなら
ヨーロッパに移住してみてはいかがでしょうか。
ゲルマン系や北欧系の女性は体格がしっかりしている方が多く、
170cm越えなんてざらにいます。

あなたが望んでいた身長の高さが目立たない環境です。
男性も女性以上に高身長だらけです。
移住や留学のために語学や勉強などに取り組むのもあなたのキャリアを上げるのに役立つかもしれません。何より男を選び放題の環境です。

何言ってるんだ! 女装おじさん!
ヨーロッパ移住や留学なんて簡単にできるわけないだろ!
気になる男性もできたばかりなのに!
と思いましたか?

そうです。おそらく移住したら移住したであなたは言葉の壁や文化の違いやアジア人に対する偏見とも闘わないといけなくなる可能性があります。とんでもない労力ですね。
その労力と比べたらこの日本で自分の考え方を変える方が良いように私は思います。

コンプレックスの対処方法

コンプレックスは簡単にはなくなりません。
長い時間をかけてあなたが育てたものです。
ただ、その内容を深く考えることで理解が深まり、
対処方法も考えつくようになります。

まず24歳のあなたには酷かもしれませんが、
人生において「欲しいものが全て手に入ることはない」ということを深く自覚しておくべきです。
どんなに恵まれたように見える人でも欠落を抱えて足掻いています。
それが人間です。
だから単純に人を羨ましがってはいけません。
そして身長のような大人になってから努力で変えられないことは諦めるということ以外選択肢はありません。

足を切りますか?
頭切りますか?
胴体切りますか?

そんなの無理でしょう。若い時には難しいことですが
すっぱり「諦める」ということをやってみてください。
よく「ありのままの自分を受け入れる」なんて綺麗ごとを
アドバイスで言ったりしていますが、
コンプレックスを持つ人は「ありのまま」が嫌だから
悩んでいるのにそれを受け入れろなんて言われても容易にできません。

20代の頃にはわかりませんでしたが、「諦める力」というのは
人生を生き抜く上でとても大切なこととなってきます。

なんでも諦めるのではありません。
自分ではどうしようもないことは諦めるということです。

身長の低い男性はあなたの同志

最後に身長の低い男性について私が思う良いことを挙げていきますね。
身長の低い男の人は身長が低いことがコンプレックスです。
その点を諦めた代わりに他の部分で努力をする人が多いです。

身長問題というのは言い換えれば男女差別の問題なのです。
男は外に出て闘うから身体が大きい方が良いという決めつけ。
女は従順な感じに見えるから身体が小さい方が良いという決めつけ。
21世紀になってあなたはまだそんなことを肯定するのでしょうか。

身長の低い男性も同じように苦しんできました。
そう思うとあなたの同志のように感じませんか?

私は身長の低い男性も等しく好きです。

TEXT/肉乃小路ニクヨ

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