ゴージャスな貴族の邸宅『ヴィラデステ』

これぞヨーロッパの高級避暑地といえる、イタリア・コモ湖。こちらにあるホテルの中でも群を抜いて有名なのが『ヴィラデステ』なんです。
なぜかといえば、『ヴィラデステ』の建築物は1586年に貴族が建てた別荘という、とっても歴史深いものだから。
ホテルとしてのオープンは1873年の改装後ですが、それでも約140年もの歴史があります。現在は国の重要文化財にも指定されているのだとか。

シンメトリーな庭園は、さすが貴族の元邸宅だけあって緑がまぶしく、長い間忘れられない光景となるでしょう。
庭園が、コモ湖の美しさをさらに引き立てているような素晴らしさです。
ミラノの中央駅からコモ湖までは約40分なので、この庭園を見るために日帰りで訪れてみるのもオススメですよ。

内装は、ベンチアンガラスのシャンデリアに大理石のテーブルと、とにかくゴージャス。
イタリア貴族らしい荘厳なインテリアが高級避暑地の雰囲気をより盛り上げますよ。
リラックスするというよりは、背筋が伸びそうな雰囲気。
ヨーロッパの古城などの空間が好きな方はより楽しめることでしょう。ちなみに、ここは1937年のフランス映画『舞踏会の手帳』の舞台にもなっています。

敷地内ではプールやテニスなどで体を動かすことができます。
湖上の風に吹かれながらスポーツすれば、日ごろのストレスも汗と一緒に一瞬で吹き飛んでいくことでしょう。
もちろんレストランも充実しています。
ベランダというレストランにはオレンジのテントが屋根となったテラスがあり、大変開放的な雰囲気です。
コモ湖付近の別のホテルに泊まり、ランチは『ヴィラデステ』で楽しむ、という方も多いのだとか。
お値段は1万円～ということで、宿泊が難しければ、ランチでも充分に雰囲気は味わえるかも。