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あなたとマッシュアップ!「合わない」を生かす恋愛のすすめ/長井短

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あけましておめでとうございます!!って超今更だけど、とにかく新年です。皆さん、年末年始はゆっくりできましたか? 私は僅かな休みに風邪を引いて残念過ぎる年越しでした。三が日も終わってやっと風邪が治った時、今度は夫が発熱。一緒に住んでりゃそりゃ移るよなあと思いながらも、お互い忙しい時期にやっと重なったお休みに風邪になっちゃうって、タイミングよ…!
そんな時に頭を過ったのは「テンポの合う人が良い」というフレーズで、ムムムこれは何か書けそうだ…。ということで今回は「生きるテンポ」これがテーマです。

同じテンポは超最高

好きなタイプを聞かれたら、どんなことを思い浮かべますか? 私はなんといっても「嫌いなものが一緒」ってことで、それは例えば、ピーマンが嫌いとかセロリが苦手みたいなシンプルな味覚もそうだし、高い料亭より汚い赤提灯みたいな、何に価値を見出すかっていうこともそう。もちろん顔のタイプだってあるし、痩せてる人よりムチっとした人が好きだとか、眼鏡に弱いとか色々ある。けれどそれらは、意外と後からでもどうとでもなることだ。

食べ物の好き嫌いはお互いを知っていけば回避できることだし、どんな店だろうが好きな人と行けば好きな店に変えられる。見た目は変えられなくても愛着は持てる。愛着はすごい。初めは好みじゃなかったぬいぐるみも、持っているうちに大切なものに変わるのだ。それはパートナーの外見にも言えることで、相手と過ごす時間が長くなればなるほど、表情から思い出が伝わってきて愛しくなる。
そう考えると、ほとんどのことはクリアできるんじゃないかと思うけれど、1つだけどうにもできないんじゃないかと思うことがある。生きるテンポだ。

のんびり屋がいればせっかちもいて、その間を行ったり来たりする人もいる。人はそれぞれ、自分なりのテンポを持って生きているんじゃないかと思う。ビート180でガンガンリズムを刻んで早足で毎日を過ごす人もいれば、60のビートをキープしてじっくりと過ごす人もいる。このテンポって、いつどうやって決まるのかわからないけれど、たぶん一度決まったテンポはそう簡単には変わらない。だって、そうやって生きてきたから。それに、どっちが良いとかではないのだ。ラヴ・ミー・テンダーも良い曲だし、今すぐKiss Meも良い。

時々、刻んでいるテンポがバッチリくる人がいる。昨日まで他人だったはずなのに出会った途端に昔からの友達のように感じる人って、時々いません? あれはきっと、同じテンポで生きてきたからなんだろうなあと思う。そういう人とは話が早い。相手の気持ちの流れと自分の気持ちの流れに差が少ないから、何をしたら嬉しくて、何をすると悲しいかが分かりやすい。相手を思いやりやすいのだ。みんなの思い出の中にもいませんか? なんかわかんないけどとんでもない勢いで付き合うことになったパートナー。あれはたぶん、バチンときたのだ。だから、テンポが同じ相手を探そうね…と締め括りたいところだけどそうはいかん…だって、私と夫はテンポがめちゃくちゃ違うからな!!

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