理想の夫婦なんていらない
- 亀島
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短ちゃんはさ、こうなりたいみたいな理想の夫婦っていたりするの?
- 長井
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うーん…正直いないかもなぁ。まだ私の周りに夫婦があんまりいないっていうのが大きいけど。でも、「こいつらが結婚してるのかよ…」みたいな夫婦に憧れるな。
- 亀島
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引かれてんじゃん(笑)でも、わかんなくないよ。お前らが思ってる夫婦だけが夫婦じゃないぞってしたい感じ。こんなやつも結婚してて、それで幸せそうじゃんって思われたいかも。質問したくせに、俺も特にはいないし(笑)
- 長井
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あ〜それそれ! どんどんビビらせたい。大丈夫? これ。不良みたいになってない? そういえば、私結婚してからヤンキーっぽくなったんだよ。なんでだろ?
- 亀島
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それは心配だわ。えっ、なんでかわからないの? ヤバくない?
- 長井
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うん…なんか、凄く意見をはっきり持つようになった。面倒臭いなと思われても、違うと思うことには違うって言いたいって思うんだよ。そんなタイプじゃなかったのにさ。そういう意味では、結婚して社会の一員になったってことなのかな?
- 亀島
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おー。そういうことなんだ。ヤンキーになって社会の一員になったなんて、皮肉なもんだな(笑)でも、確かにヤンキーってすごくある種の社会性がある感じするね。
- 長井
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嫌なんだよ。これはまぁ夫婦に限った話じゃないけど、私と私の好きな人たちが幸せかどうかってのを、大昔の鉄の定規とかで計られたくないの。それですぐ言い返しちゃう(笑)
- 亀島
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そういうことね。ヤンキーは仲間や家族を大切にしながらドンキ行くもんね。そこには一般社会的な正しさだけではない、独自の正しさの定規がある気がするし。
- 長井
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そういえば、ドンキ行くと絶対喧嘩になるよね。ってことは、私たちなりの定規はヤンキーの定規ともまた違うってことなのかな。まぁそりゃそうか。本当は、全員違う定規を持ってるはずだし。私たちが変な目で見られることで、全員違うルールで夫婦をやっているってことが少しでも当たり前になっていけばいいなって思うなぁ〜ちょっと言ってることデカイけど。
- 亀島
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えっ、てか俺らってそんな変な目で見られてるの?(笑)んー確かに、2人で行った仕事で現場めっちゃ変な空気になったりしてるか。それを見た人の一部でもいいから、伝わるといいね。
- 長井
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そろそろ字数が限界っぽいわ。今回はさ、2人でだらだら喋ったけど、今度はなんか、ちゃんとインタビュアーの人がいる対談もできたらいいね…
全然喋り足りないし!
- 亀島
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そのためには俺の人気と知名度が必要だなぁ(笑)
Text/長井短