【前回までのあらすじ】
『彼氏いない歴=年齢』のモテないOL・渋木プロテインおやじ(♀)。そろそろ焦りを感じた渋木は「石原さとみさんのようなモテ女になる」という目標のもと、あらゆる挑戦をしてみるも、いまだに彼氏はできない。果たして渋木に、念願の彼ピッピができるのか……!?
10月31日。それはハロウィン。
渋谷の街はこのシーズンになると、仮装(コスプレ?)する人たちでいっぱいになります。
私もかつて渋谷ハロウィンが大好きな人種でした。
2013年頃からほぼ毎年、渋谷ハロウィン行ってる人なのですが、今年は珍しく行かない。。。ハロウィン自体が悪いイベントみたいな風潮になってきたからな。。。しかも人多いし人間の欲望を発散する場所のようになってきてるからな。。。 と、いうことで楽しかった頃の過去の仮装載せときます
— 渋木プロテインおやじ (@purotein_oyazi) 2018年10月31日
その理由として、(ハロウィン古参アピールになってしまいますが)昔は面白い仮装が注目される仮装大賞のような空気感だったので、面白い仮装でも人気者になれたからです。
しかし今はあの頃とは変わってしまいました。悲しいことに、モテるために好きなコスプレをして、愛と欲望を発散する秩序のないイベントになってしまったことはいうまでもないです。
特に気になるのは「ハロウィンのナンパ事情」。
最近は、ハロウィンの仮装とは呼べない生半可な格好で、女の子をナンパするためだけに現れる野郎軍団もいます。
果たしてどんな仮装をしたら、どのくらいの人にどういう手口でナンパされるのか。今後の勉強のためにも、実際に渋谷で仮装してる女の子に「その日ナンパされた人数」を聞いてみました!
女の子に聞いた、渋谷ハロウィンナンパの実態
ケース① メイドさんの場合
――――今日は何人の人に連絡先を聞かれましたか?
「わからないですけど、たぶん10人くらいです!」
――――その中で、強烈だったナンパとかありましたか?
「スーツ着た社会人みたいな人に『何年生?』って聞かれたから『大学1年です』とって言ったら『俺たちも社会人1年生だから同じ1年生だね。友達になろう』ってしつこく迫れてちょっとウザかったです」
――――共通の話題がないからって、ちょっと無理やりすぎるだろ(笑)
「あ、でも結構、そこそこ爽やかなイケメンだったです」
――――イケメン!? いや、イケメンだから許されるとかではないけど(笑) LINEとか交換しました?
「してないです!」
私みたいな、モテないブ女なら、ひょこひょこ喜んでLINEを交換しちゃいそうですが、さすが今どきの女子大生はしっかりしてます。
ケース② 巫女さんの場合
――――今日は何人の人に連絡先を聞かれましたか?
「2時間で4人くらいです」
――――その中で、強烈だったナンパとかありましたか?
「巫女さんだから『悪霊がついてるから拝んで』って言われて、拝んだら肩組まれて『やめてください』って言っても周りをついてきたりしました」
――――それはキツイな……!
「あと、別の人には『悪霊がついてるから診察してあげるよ』とか言われてポンポン持ってる人が触ってきたりとか……」
――――そっちが悪霊だわ!(笑) LINEは聞かれましたか?
「写真が欲しくてLINE教えちゃいましたが、あとでブロックします(笑)」
――――渋谷ハロウィンに来てみてどう思いますか?
「渋谷の裏の方で、露出多めの女の子たちに男の人がめっちゃ話しかけてて……ハチ公前が一番落ち着きます(笑)」
ケース③ シスターの場合
――――今日は何人の人に連絡先を聞かれましたか?
「95%の人が観光客で、ナンパ目的の人は1組しかいなかったです」
なるほど。この子たちほどガチな仮装となると、どうやらナンパよりも観光客が集まってくるようです。たしかに、私が話しかける前にも外国人観光客の人が一緒に写真を撮るために複数人列を作ってました。
- 1
- 2