こんにちは、ヒモのまいったねぇです。
2月に入り、彼女の仕事の繁忙期にも終わりが見え、春はもうすぐそこ!
…とはいかず、繁忙期のラストスパートで変則シフト続きの彼女の帰宅は、毎晩0時近く。年末からの溜まった疲れで、彼女のイライラも最高潮に達しています。
朝晩の厳しい冷え込みの中を通勤する彼女を思うと、車で送り迎えしてあげたいけれど、彼女の特等席は自転車の荷台。最寄り駅から家までの道のりで、体はすっかり冷え切ってしまいます。だから、体を芯から温めてくれるスープが欠かせません。
今回はヒモのスープレシピの中でも十分な食事が取れる、ご馳走スープをご紹介したいと思います。
塩漬けでいつものお肉が大変身!
「塩漬け豚のポトフ」
ポトフというと、野菜とソーセージだけのスープと思われる方も多いと思います。
そんな方にぜひ食べてみて欲しいのが、“塩漬け豚肉”を煮込んだポトフです。豚肉は塩漬けにするだけで旨みがグッと増すのです。
塩漬けの下準備には10分もかかりません。スキマ時間でささっと漬けて、余裕があるときにゆっくり煮る。漂ってくるおいしそうな匂いを楽しみながら、キッチンでコーヒーを飲んだり、本を読んだり。冬のご馳走は待っている時間も楽しめます。
「塩漬け豚のポトフ」の作り方
【材料】
・豚塊肉(バラやロース、モモなどをお好みで) 400gくらい
●塩 お肉の2%
●砂糖 お肉の1%
・水 2L
・キャベツ 2分の1玉
・玉葱 1個
・じゃが芋 2個
・ソーセージ 4本
・マスタード(あれば) 適量
・パセリのみじん切り(あれば) 適量
1.豚塊肉に●印の調味料を擦り込み、密閉袋に入れ、空気を抜きます。あとは冷蔵庫で寝かせるだけで、3日後にはおいしい塩漬け豚が出来上がります。
【ポイント①】
塩漬けを成功させるポイントは、お肉に触れる手や道具を清潔にするだけ。おいしい塩漬けになると、お肉の色がワントーン落ちて、深みのある赤へと変化します。
2.大きめの鍋に塩漬け豚と水を入れ、強火にかけます。ふつふつと沸いてきたら、すぐに弱火にし1時間煮ます。アクは少し溜めてから豪快に取ってしまえば、何度も取る必要はありません。
【ポイント②】
煮はじめのスープにはまだまだお肉の旨みが出ていません。だから、豪快にアクを取ってしまって大丈夫です。
3.1時間煮たら、キャベツと玉葱を加え、さらに30分間煮ます。キャベツは芯をつけたまま大きいクシ切りに、玉葱は四つ割りにしましょう。
【ポイント③】
野菜を加える前に、蒸発してしまった煮汁の分だけ水を足しましょう。
4.じゃが芋は皮付きのまま洗い、ラップに包んで800wで6分ほどレンチンします。火傷に気をつけて皮を剥き、ソーセージと一緒にお鍋に入れます。あとは温める程度でokです。
お肉を切り分け、ごろごろとした野菜と温かいのスープと一緒にお皿によそい、パセリを散らして召し上がれ。
食卓には塩とマスタードを用意して、食べる人が各々自分好みの味つけをするというのがポトフの醍醐味。
いまはスーパーでも色んな種類の塩やマスタードを売っていますよね。数種類ずつ並べて、食べ比べるのも楽しいです。
塩漬け豚は漬け込んでから1週間はおいしく食べることができます。シンプルに焼いたり、茹でたりしてもおいしいです。
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