しんどい時はSNSを休憩しよう

次の日、思い切って携帯からSNSのアプリをすべて消しました。どうせ日に10時間近くパソコンに触れているのだから、記事の告知はできます。完全なSNS断ちをしたらインターネット歴足掛け20年の私は禁断症状で死んでしまいますが、しばらくSNSは最低限でいいやと判断しました。

SNSを休憩した日は、外の空気がとても新鮮に感じられました。ツイッターを見る代わりに部屋の電気が切れていることに気付いたり、溜まっていたおしゃれ着洗いができたり。視界がキレイになることで現実の良さをかみしめています。

「どうせ何か言われる」「どうせ嫌われる」とあなたの心に暗雲が立ち込めたら、健全な承認欲求が傷つき始めているのかもしれません。健全な承認欲求を維持するには「ここで認められなくても生きていける」と他の世界へ顔を出すのが一番。ネットに疲れたらSNSを休憩して、現実へ目を向けるチャンスです。「人のリアクションを気にせず情報発信できるまで、アプリを消す」という休息を、あなたが取れますよう願っています。

☆次回は「あなただって狙われる。承認欲求を悪用した恋愛詐欺に気を付けて」で、私がもし悪意の塊だったらあなたをどうするか……闇の思考実験をします。

Text/トイアンナ