見かけと中身の、逆ギャップ理論

「モテそう」と思われながら「ところがどっこい全くモテない」時代が長すぎたのか、恋愛がうまく行って安定している自分にはしゃいでしまうみたいなのだ。
彼女ができたり同棲したり結婚決まったりってタイミングで浮気したりする。
「え、今?今したらあかんやろ!」ってタイミングで浮気したりする。

 しかも、“実はこう見えてモテない”の苦しみが長かったせいか、“女遊びしている自分への罪悪感”が生まれてくるのもワンテンポ遅くて、手遅れになってから初めて「大変なことをしてしまった…」って気付いて反省しだしたり。
遅いよ。その青春、遅れて来すぎだよ。
青春時代に青春やってなかったから、危ないよ。
青春は、青春時代に終わらせとこうよ。

 つくづく思う。
モテない青春時代を送った男が、大人になってモテたりするのはホントに危ない。
調子に乗り方が怖い。
「モテている!!」という快感は、こんなにも大人までを破壊していくのか、と。
モテって恐ろしい。

 アスパラベーコンさんのことを考えてたら、モテるという欲望の怖さに行きついてしまった。
だって、アスパラベーコンさんにはもっと本当はモテてほしい。
外見単体で見たら悪くないわけだし(肉食系の外見というのは、ものすごいセックスピールだ)、恋愛が奥手なことだって、そこが人間としての信頼につながる部分だってある。

 でも、全くもって組み合わせが悪い。
なぜ、そんなにも奥手なのに、「俺、バリバリっす」の看板を背負ってしまっているのか。
「モテるっしょ?」とよく言われるのに実際は全くモテない、という方は、この問いを問われるヤバさに気づいていない気がする。

「あ、自分モテそうなんだ」というその部分に喜びを感じてしまうかもしれないが、「モテそうに思われて、実はモテない」このギャップの根の深さに、向き合いましょう。
「モテそうでモテない」、これはプラスポイントではないのに。
これを言われた時に心に届かせるべき部分は「モテそう」ではなく「モテない」の部分なのに。
「あ、オレモテそうなんだ」ではなく、「なぜモテそうに見えてモテないんだ」まで自己分析を進めよう。

 最後にもう一つ。
草食系に見える方に奥手なアピールされると、「頑張ってやってくれてる」とプラスに取られるかもしれない。
しかし、肉食系に見える方に奥手なアピールをされると、「あ、この人私にはあまり興味ないんだな」と取られてしまう。
なんて怖い。
なんて、見かけからの思い込み。

 こういうところが、アスパラベーコンさんのモテない一因かと思われます。
見かけと中身の、逆ギャップ理論。
そのギャップ、難しい。

 かわいそう。かわいそう。
どうしたらいいんだろう。
そういう私も、アスパラベーコン系女子なもんで。

Text/舘そらみ

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