世の中が元気ない以上に元気なくなってるバンドマン
舘そらみといいます。だてそらみと読みます。今日は、熱血と書いてそらみと読みます。
あー、もう!
毎週毎週、「こういうカテゴリーの男子」を選んで書いているわけです。
今週、あー来ちゃったよ、あー来ちゃったよ。こういうの。
今週のお題は、「元気なさげなバンドマン男子」。あれですね、セカオワ深瀬さんとかゲス乙女の川谷さん。
もうさー、もうさー、一言しか言いたくない!
元気なさげなバンドマン男子よ、元気だせ!!!!!
おっさんみたいなことを言います。
どうした? バンドマン。いつからそんな元気ない定型な感じになっちまったんだい。昔は全身から溢れ出ていたのに。
「俺バンドマンっす」
「俺アーティストっす」
「俺、世の中に言いたいことあるんす」
「俺、音楽しか信じないっす!」
そんなんを、全身から出してくれてたのに、最近どうも一目でわからない。世の人間が元気ない中、いっとう元気ない感じで埋もれてしまっている。え? そんなんでいいんです?
バンドマンよ、君ら世界に愛を叫ぶんじゃないんかい! 愛を叫んでくれよ! 頭おかしい格好してくれよ! 髪を振り乱してくれよ!
たまに居たじゃん、ギョッとするような人。着物に高下駄履いてピンクの縫いぐるみ抱いたような人とか、顔に蛇のうろこみたいなの描きたぐってるような人とか。
ギョッと驚くような人、居たじゃんか。
居ない居ない居ない、全然居ない。なんでなんでなんで。
形から入れと言っているわけじゃない。見てくれが本業じゃないのも分かってる。
でもさ、もう外観まで頭のおかしさが沁み出ちゃってる、みたいな人が見たいのだ。
とんがった人が見たいのだ。とんがっている人って、この世の潤滑油の部分があると思っていて、だから、そんな音楽なんてもんを本気でやるような人たち、元気出してくりよ。盛大に頭おかしくあってくりよ。
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