「あなたにとって私はその他大勢」叶わない恋をあきらめる瞬間の記録

 古書市場に出回っている個人の日記帳を紹介する連載も、いよいよ今回で最終回。
昭和48年に生きていた女子高生の日記。
恋愛事情が綴られていたはずが、当時ジャニーズ事務所に所属していた郷ひろみにハマッてしまい、一転。
アイドルへの愛を綴るジャニオタ日記となってしまいました。
アイドルへの恋の結末は…!?

 前回までを含めた総集編と合わせてお楽しみください!
≪ジャニオタ進化の過程を心情とともに知る!ジャニオタ日記総集編≫

1974年2月13日 私はもう疲れた…

 きょうは初めて学校を休んでしまった。2・3日前からかぜぎみでけさ起きたら気分がすぐれなかったのです。それに、きのうのショックがあまりにも大きすぎたのかしら?

 でも夕方ごろにはほとんどよくなった。だからこの日記も書いているわけです。きょうは起きているとヒロミの事ばっかり考えちゃうので、なるべく眠るようにしていました。
私、もうダメです。ショックから立ち直れそうもありません。ヒロミの存在はあまりにも大きすぎました。

 ひろみクン、4ヶ月前、あなたのファンになってから私の心は疲れちゃった。何かあるたびに激しく動く私の心。もうそんなに疲れさせないで。だから、そのためには、もう、ひろみファンをやめてもいいでしょう?
あなたは「いつまでも応援して欲しい」と言ってますネ。私も初めはそのつもりでした。でも、それじゃやりきれないのです。
だってあなたはスターでしょう?私とは全然別の世界の人です。だから、ふつうのひろみファンで、ただ応援するだけならいいのだけど私のように好きになりすぎてしまうと、いつまでも応援するというのは悲しい事です。ヒロミ、わかってくれますか? だからもう、あなたの事、忘れたいのです。

 ヒロミの出るレギュラー番組は全部見ないでヒロミのレコード、ポスターなど、みんな捨てちゃおうかしら。