40代で失敗しても「いい思い出」ができるのならOK

はあちゅう:40代は、「ケガしてもどうにかなる」っていう思考が20代、30代に比べて少なくなっているから、すごく頑ななんですね。
それも含めて好きでいられるんだったら、突っ走ればいいと思います。でも、その本質が見えないままであるのであれば、一歩引いてみた方がいいですよね。

山田:それが正解だと思う。

はあちゅう:山田さん的には対策は?

山田:なんでも経験だしさ、突っ走るのもアリだと思う。好きになっちゃったらしょうがないっていうのもあるよね。

はあちゅう:そうですよね。1回40代で失敗したら、もう40代はいいやってなる。年代で区切ってはダメだと思うんですけど。ただ、そんなに一生に何人もお付き合いできるわけではないから、40代の人の傾向、みたいなのは冷静に分析してみてもいいかも。

山田:そうそう。やってみて「ああ、そうなんだ」って分かるっていうのはありますよね。その体験も楽しい冒険だよ。ドラクエの洞窟の中に入るみたいなものでさ。入らないと、どんなモンスターがいるか分からないじゃん。そこでモンスターと戦って、お宝をもって出てくればいいんじゃないのって話で。そういう時期もあるんじゃないの。
とりあえず冒険していいんだよね。前の世代の大人の教えのせいで、「この人と一生最後まで」ってすぐに言う人が多いんだけどね。若い人ほど「これでダメなら死んじゃう」
って結論が早いんだよね。

はあちゅう:極論!

山田:そう、そんなすぐに「極論」にいかないでほしいよね。その恋愛はまだ第1章とか第2章とか、もしくは単行本何巻の話ですよ、と。
僕に相談してくる女性も、「失敗したらここで終わり!」って思ってるフシがある。すぐに最後まで彼と添い遂げるとか言って!そんなにいないよね。最後まで添い遂げる人なんて。少しでも「2人のいい思い出」ができれば、それはそれで素敵な事なんですよ。