時間の流れが早くなっても確実に変化はしていた、この1年を振り返る

夕焼けのビル群の画像 meo

あっという間に今年も終わりに近づき、
今回が今年最後の連載になります。
ついこの間あけましておめでとうと言ったと思ったら
もう来年もよろしくお願いしますという時期になったのです。
これは私の年齢のせいでしょうか?それとも情報が激流のように流れる時代には
みんなそう思っているのでしょうか?

私は来年43歳なので男の厄年があけます。
でも来年からは六世占術によると大殺界みたいです。
一体いつになったらいい時が来るんじゃ!
とも思いますが、実はあまり気にしていないので、
厄祓いには一度も行きませんでした。
厄年に会社も辞めましたし、来年以降も関係なくいろいろやってみようと
思っています。

今年の個人的な分析と反省

とりあえず住む所があって、働かせていただく所があって、
何とか無事に年末を迎えたということで御の字と言ったところでしょうか。
欲を言えば、いろいろ言いたいこともあります。
本当は会社を辞めたら、もっとメディアの仕事が増えて忙しくなるはずだった、とか
この連載も2年を超えて3年目だからそろそろ単行本化の声がかかっても
いいんじゃないか、とか。てへへ。

でもなんとなく自分自身で原因などを考えてみましたし、
来年はその状況を改善したいと思っています。
まぁ、性急なことが苦手な私ですから臆病にそろりそろりと
進むかもしれませんが、改善は止めないつもりです。
取り急ぎ年明けは初めて自分でやることになる確定申告で手一杯かもしれません。

今年一年を振り返ってみると、私に起こった一番大きな変化は
会社員でなくなったことです。
この連載も以前は会社の近くにあった赤坂見附のエクセルシオールカフェで
書いていましたが、今は家の近所の深夜のファミレスで書いています。
書いている時の服装もビジネスカジュアルから普段着に変わりました。
私自身も自覚しているのですが、文体も少しカジュアルになったように思います。
皆さんはどう感じましたか?

あとは会社を辞めたこととニューレディーで世に出て行くことを母親に
言ったことです。言った時には事後報告だったので、渋々認めてもらったのですが、
つい最近の法事で早速会社員に戻ってくれないかと泣きつかれました。
私にとっては時間をかけて考えたことでも、母親には性急なことだったのでしょう。
仕方ないなと思いながらも笑顔でありがとうとだけ言って、
言うことを聞かない不良娘を貫いています。
心配させているのは私があまり売れていないからでしょう。
やっぱり売れないとアカンなと心に誓った年の瀬でありました。