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英国のEU離脱から考える、求められる“成熟したレディー”の姿

他人事ではない哀愁

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 Brexit(ブレグジット=英国のEU離脱)で世の中がざわついていますね。
投資もしていないし、関係ないと思っているアナタ。
他人事ではありませんのよ。

あらゆることが良くも悪くもつながってしまった世界では、アナタにも影響があります。

 モノの値段は変わりますし、アナタの仕事も、恋人の仕事も、家族の仕事も景気が変われば影響を受けます。仕事の状況が変われば、日常の生活も変わります。
英ポンド建てで資産を持っていなくても、影響を受けてしまう世の中なのです。
それが良い意味でも悪い意味でも“グローバリゼーション”というものです。

 グローバリゼーションというのは、経済活動や人的交流などのヒト・モノ・カネが国境を越えて行き交うようになることです。
各国が国内だけで自給自足するよりも、それぞれが得意なことに注力して、ヒト・モノ・カネを自由に動けるようにしましょうという考え方です。

 世界が平和であればグローバリゼーションを進めた方がより豊かになりますが、今、世界では紛争が起こっている地域がたくさんあります。
中でも中東地域では紛争により難民が出て、その難民が地続きのヨーロッパに押し寄せています。
紛争以外でも貧しい地域から豊かな地域へとヒトの移動が盛んに行われています。

グローバリゼーションの光と影

 長期的に見れば、ヒトが集まると労働力になり、人口増による消費増も期待でき、納税者も増え、経済が良くなることはわかっています。
でも短期的に見れば、まともな労働力になるまでに相当な費用がかかります。その費用は地元のヒトの税金から払われるのです。
また、貧しい地域から出てきたヒトは安い賃金でも働くので、地元のヒトの雇用も奪われ、そして税金も取られ、不満がますます高まっていきます。
それが今回の英国のEU離脱の一番大きな原因と言われています。

 ここまで書くとつながることは良いことなんかないじゃないの? と思うかもしれませんが、つながることで大きな市場に対して商売することがし易くなり、関税なしでモノやサービスを流通させることで得をするヒトが出てきます。
主に大企業やグローバルエリートと呼ばれる人たちです。同じ労力でもお客さんが多い方が儲かりますからね。

 今回の英国の事例は、世界とのつながりは関係なく、搾取されていると強く感じている層と、世界とつながってメリットを感じている層との対立と言われていて、事実そうなんだろうと思います。

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