失敗は貴重な財産

 失敗は恥ではなく、貴重な経験として共有すべきもの。
こういう考え方が根付くと先達の失敗を踏まえつつ、
新しいことにどんどん挑戦する空気が社会に溢れていきます。

 これからの日本が世界の中で埋もれていかないためには
イノベーション(革新)が必要だという意見は一般的なものですが
そのためには恥の概念を変えていった方が良いと思います。

 失敗はデータベース化すべき貴重な財産です。
それを間近で、直接五感を通じて経験するのは
得難い財産を体得するのと同じことなのです。

自分も駄目になりそうな時は

 と言っても、当事者はやっぱり辛く、
自分が耐えられないというところまで追い詰められた場合は
その環境から速やかに距離を取るべきです。

 反面教師だらけの環境はまたとないチャンスで、
ギリギリまでよく観察するべきですが、
自分も危ないと思ったらすぐに逃げること。
自分が壊れたら何にもなりません。この先何も役立てられません。
逃げ場所は必ずあります。諦めずに探せば絶対にあります。
声をあげて助けを求めてください。

 反面教師や失敗が多い現場を経験をすると
良い仲間、良い現場、家族がとてもありがたく思えて、
付き合い方が変わるはずです。
そうやって周囲に敬意を払えるようになることも
反面教師の環境を経験するメリットなのかもしれませんね。

Text/肉乃小路ニクヨ