「今日はセックスできる」が外れたときのヤリチンの対応

夕暮れにデートするカップル

以前、ヤリマンとして高名な女性に話を聞いたときのことです。「セックスを断る相手っているの? いるとしたらどんな相手?」という問いに返ってきたのは、こんな答えでした。

ヤレない人はいないけど、ヤレない状況はある。例えば、自分の体調が悪い場合。あと相手が明らかに風邪とか引いていて、体調が悪そうな場合も無理だよね。すぐ後に予定があってホテルに行く時間がないときもできない」

あまりに潔い彼女のスタンスに、感動を覚えたことを思い出したのは、つい先日、ヤリチンの男性と話す機会があったからです。

というのも、そのヤリチン男性いわく、「一緒にホテルに行った女性に、寸前で『いま、淋病にかかってる』と言われたことがある」そうなのです。
その発言に対して「それでどうしたんですか?」とわたしが問うたのは、セックスのお預けを食らわされたときに、ヤリチン男性は、いったいどんな反応を取るかを知りたかったからです。

「セックスできると思っていたけど、できない」場合

「今日はセックスができる」と男性側がすっかり思い込んでいる状況で、女性からお断りすると機嫌を損ねる男性って多くないですか。期待を裏切られてやるせないのはわかるけれども、だからって女性には拒否権があるわけだから、「あなたと今日はセックスをしない」と言ったところで、怒られる筋合いはない。
けれども、実際にはそうやって断ると、逆上して「だったらもっと早く言えよ」と声を荒げたり、「じゃあ、帰る」と感じ悪く圧力をかけてきたり、すねて黙り込んだり。

そんな態度を取ってくる男性とは「二度と会いたくない」というジャッジになるので、男性側の賢明な行動としては、ぐっと堪えて次回のリベンジを狙うことだと思うのですが、問題はどうやって、「セックスできると思っていたけど、できない」という、やりきれない気持ちを落ち着かせるのか。