プチ幼児プレイのすすめ

そして最後に、息子の口調を真似することは、うっすらと快感でもあるのです。全能感に包まれていた幼少時代の感覚が戻ってくるといえばいいのでしょうか。妙な解放感があります。

そういえば、セックスのバリエーションのひとつに「幼児プレイ」があります。マニアックすぎてさすがに挑戦したことはないんですが、息子の口調を真似するだけでこれだけ楽しいのだから、徹底的に幼児になりきれば、ものすごく楽しいことは想像に難くありません。

もちろん、そこまでするのはなかなかハードルがあります。しかし、パートナーと過ごす日常に、笑いと朗らかな雰囲気を保つ方法として、日常的にプチ幼児プレイをすることは、意外とオススメだと思います。まずは「うん」の代わりに「バブゥ」と返すところから、ご挑戦いただけますと幸いです。

Text/大泉りか

初出:2018.10.27

次回は<怒るでもなく、守るでもなく……痴漢への夫の意外な対応に救われた>です。
痴漢の被害に遭ったとき、あなたは誰に話しますか?警察、友人、両親、そして恋人に話すことを選ぶ人も多いのでは。しかし、共感して一緒に怒り、悲しんでくれる男性は残念ながら多くありません。ただし、「共感」だけがあなたを救うわけではないのかも……。