現代人へもエールを送る「意志ある女性」のカッコよさ
女性も男性も、社会という荒波の中で自らの意思を曲げて日々生き抜いている。
仕事でも、家庭でも、プライベートでも、「こうする!」ができなくなっていき、気付いた時にはその意志すら失って、ただふわふわと生きているだけの方も多いのではないでしょうか。
確かに世の中は厳しく、何でもかんでも「こうすると言ったからにはこうする!」とはいかないもの。しかし、魂という自らの中にある意志や信念まで失ってしまっては人生がつまらないものになってしまいます。
2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
もっと外向的に。もっと積極的に。もっと自分らしく。
行動を伴って変えようとすること。
それが一つの理想の生き方であり、『マッドマックス 怒りのデスロード』のフュリオサと妻たちなのです。
決して倫理的に難しい映画ではありません。女性たちの行動にスカッとして、「もっと私は自分らしく生きるの!」とポジティブシンキングになれる映画です。
社会で生き抜くだけでなく、積極的になりましょう。ということで、まずは、思いを馳せているだけの気になる彼にもアタックしてみてはいかがでしょうか。余計なお世話ですね。
6/20(土)全国ロードショー
監督:ジョージ・ミラー
キャスト:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
原題:Max: Fury Road/アメリカ/2015年/120分
URL:映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト
Text/柳下修平