男女間にある難問「照明問題」

たむこさん(埼玉県)
エピソード:

 恥かしさから、灯りを消してもらったのですが、雨戸までしめてくれたので、まったく何も見えないなか激痛だけ走った初体験でした。
 とにかく痛かったです。

 照明問題は、男女の間に広がる闇の一つですね。

「暗明暗の法則」というのがあります。もちろんいま適当につくりました。

 経験が少ない女性は恥ずかしさから「真っ暗」を好み、少し余裕が出てくると好きな相手の顔も見える「薄明かり」がいちばんリラックスできるようになり、さらに上級者になると目隠しプレイなど「真っ暗で何をされるかわからない不安」にむしろ興奮するようになります。

 一方、男としては、性的興奮という意味では明るいほうがいいらしいです。基本、奴らはAVの追体験みたいなセックスを好みますし、暗闇でするなんて「画面が映らないAV」みたいなものですから。

 ひどい話なので他人事のように言ってみました。

 とはいえ、実務的な面で言っても、戦局が進むうちにイレギュラーな姿勢になり、うっかりおでこに膝蹴りが入ってレフェリーストップ→結局電気をつける羽目に、という展開もままありますから、少しぐらい明かりをつけておくほうが安全で安心です。

 ぼんやり相手の姿が見えるぐらいのほうが想像力もかきたてられますからね。

 そういえば、僕の初体験は、夜は暗くて入れられず、翌朝、朝日の入る部屋で慎重に視認した上で成功しました。相手の女性の心が広かったんだな、いま思うと。