「したことない」「心配」「心臓ヤバい」
「し」は「したことない」。「しないよ、普段なら」、「しないな、他の人とは」とかも「したことない」系。
これだと「したことない、こんな楽しいこと」って、特別感出ることがさらっと言えるし、「知らなかった」は受け身だけど、「したことない」だと、意志を持ってしないでいた、みたいな風格まで出るから、より強い。
「しないよ、普段なら、あ、でも今、しちゃってるけど」みたいに、うっかり接吻しちゃったときにも使える。普段なら絶対しないのになんでだろ、っていう感じで。言われた相手は確実に「おっ」てなりますよね。
「心配」とかも言う。「心配なんだけど」とか。
「明日○○なんだよね」って言われたときに、「え、心配なんだけど」って返す。相手ががんばろうとしているときに、別に止めたりしないんだけど「心配」ってことだけ言う。「風邪引いてるんだけど」にも、すぐ「心配なんだけど」。相手が咳をしたら、即、「心配なんだけど」って言う。
飲み会とかで朝の3時くらいに先に帰る人に「え? こんな時間に帰るの? 心配なんだけど帰らないでよ」って引き留めるのにも使ってる。なんでも最後に「心配なんだけど」をつなげる。そうすると気に掛けてる感がでるから。
「心臓ヤバい」は、けっこう言う。これは私が普段から使ってる言葉。
ドキドキしてるっていうか、それ以上。心臓がいつもと違う動きをしてる、みたいなことを伝えたくて心臓ネタは使う。言われた人は喜ぶ。
これは相手の下心をかわすのにも使えて、例えば、「心臓がちょっとヤバすぎてできない」みたいな。興奮してるし気持ちとしてはイヤじゃないけど、それ以上のことは、今この心臓のキャパ的に出来ない、って風に逃げるみたいな。これも割とある。
次回の後編は、私が口癖のように使ってる「す」から最後まで。一般的な「さしすせそ」に下田式を加えると完璧になるっていうことがわかりました。
Text/下田美咲
構成/渋谷チカ
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