女性は誰かに大事にされたり、大事にすることが大切

――AMの5、6月の特集が「セフレ」なんです。 もし川﨑さんにもセフレに対する考えをお聞きできたらと思っているんですが。

川崎

私は2タイプあると思っています。1つはセフレを持っていることが今の生活の状況にすごくマッチしている人。そういう風に割り切れる人にとってはとやかく言う事では無いと思います。

ただもう1つのタイプでいうと、本当は恋人がほしいのに、恋人になれないからそういう関係に甘んじ、それを繰り返してしまうと問題だと思います。たぶんその人がしたいのはセックスではなくて恋愛なのに、自分さえも誤魔化しながら関係を続けてしまうと、結果彼女の魂が擦り減っていく状況になっていくと思うからです。だから、そういう人には「やめようよ。」と言いたい。

前者は自分を可愛がる手段というか、スポーツジムみたいに、自分にいい影響を与えるものとして、しているんでしょうね、多分。魂が擦り減るどころか、発汗して痩せる、みたいな(笑)。だけど、そうじゃない場合は、何か心にいびつな形の穴が開いていくであろうと思います。ちゃんとお付き合いして、大事にしてあげて、大事にしてもらうという経験をもっと積んだほうがいいと思いますよ。

――本当は恋愛をやりたいのに、その気持ちをないがしろにしているということですよね。

川崎

なかなか若い女性でセックスを割り切っている人は少ないと思いますよ。

――どこかで何か変だなと思っている人の方が多いかもしれないですね。

川﨑

男性と比べると、気持ちと体がより密接であるというか。好きな人とするからいいという感じだと思うんです。たまに浮気性の女性でそういう人がいますけど、それは帰る場所があって、自分を大事にできるから割り切れるわけで。
誰かに大事にされたり、誰かを大事にしたりする場所って女性には絶対必要。人生と魂と若さの無駄遣いになるから、とっととやめましょう!

――自分から惚れたとか惚れられたとか関係なく、大事にしてくれる人を探すということですよね。