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成長するにはセミナーより恋愛!20代女性に武器を持ってほしい/ぼくら社川崎貴子さんインタビュー

 今回は、話題の出版社・ぼくら社のブログ内で、毎回バズる大変面白い恋愛記事を書き続けているぼくら社取締役の川崎貴子さんに、女子が恋愛することについてインタビューを行いました!  ぼくら社副社長である、古越幸太さんには設立のお話を伺いましたので、一緒にお楽しみください。

今話題の出版社!ぼくら社さん設立のお話

―まず、ぼくら社さん設立のお話から聞いてみたいのですが、出版がメイン事業なのでしょうか?

古越さん(以下、敬称略):そうです、ビジネス書をメインにしている出版社です。
最近のビジネス書は厳しい出版不況のあおりを受けて、既にその著者さんが何度も語った話題をより刺激的でキャッチーなタイトルに置き換えて出版したり、数字を持っている著者さんにお願いして以前出した本の毛色を変えて刷らせてもらったりする、そんな本が少なくないように感じていまして。
いわゆる売れる確率の高い方法論ですね。
ただ、それで近頃の本はつまらないと読者が離れて、結果的に全体として本が売れなくなっているのだとしたら本末転倒じゃないですか。

 そんな話をする中で、メッセージを無理に引き伸ばしてアメリカンコーヒーのような本を作るのではなく、よりそのメッセージが強く伝わるように映画でいうところのバックミュージックのような絵を付けて絵本にしてみたり、ターゲットを変えて中高生とか若い子にビジネスの知見を学びとってもらえるような。そんな本を作ってみたいねと、編集長の安田を中心にそれぞれに事業を営むメンバーが集まったのがぼくら社です。

―ぼくら社Blogが多くの注目を集めていますが、なぜメンバーでブログを始めようと思われたのでしょうか?

古越:ビジネス書は「これを読めば役に立つ」と即効性・実現性を看板にした売り方をしているものが多いのですが、うちの場合は自身の生き方や働き方について考えるきっかけにしてもらうことをコンセプトに作っているので、なかなか「こんなふうに役に立つ!」と直接的に売ることができないんです。

 なので、ぼくら社の本はどんな人が、どんな思考をする人達が作っているのかということを伝えることで、間接的に本に興味を持ってもらおうと思ったんですね。
メンバーはおそらく全員異色と呼んで差し支えのないキャリアなので、それぞれの経験を上から目線にならないように伝えていこうと。

 経営者っていうのはどうも、「オレはこう思う!」ってナチュラル上から目線のメッセージになってしまうので、僕が生活の中の悩みや考え方で興味を引かれたブログ記事を引っ張ってきて、みなさんに配って、それに対して思うことをストレートに書いてくださいという形で連載しているんです。
こうすると、不思議と「こういう考え方もできるのでは?」というメッセージになるんですよね。
相談を受けるのが好きな人多いので。

―なるほど、すごいですね。
どのような経緯で川崎さんに恋愛の記事をお願いしたかが気になっていたのですが。

古越:メンバーそれぞれにいろんなテーマを振っていたんですが、こういう記事が書きやすいんだな、本人の色が出しやすいんだなというのが偏ってくるんですよね。
その中で特に川崎さんの筆が鋭かったのが、恋愛系だったので。これはもう川崎さんをそっちに寄せようと思って、そっちに振り切っている感じですね。

―川崎さんご自身も恋愛指南はお好きなんですか?

川崎さん(以下、敬称略):私は長い間、女性のキャリア支援という形で、女性のマネージメントや、キャリアアップの指導やコーチングを仕事にしてきました。
コーチングや転職の紹介をするにあたって、今までのキャリアを聞くだけじゃなくて、プライベートの相談も一緒に受けるんですね。
なぜかというと、来年結婚する人に、結婚している人が皆無だったり、モデルケースのいない会社を紹介するのはかわいそうですよね。
キャリアビジョンと同じように、結婚や出産、介護などのプライベートの背景をいかに把握できるかどうかがとても重要なのです。
ビジョンを聞いていくと、「実は私は結婚したいんだけど、彼が…」という悩み相談になってきます。
ですから、仕事として女性の悩みを全方位で聞いてきたというのが背景にあります。

 ただ人材業や教育業の会社の社長という立場もあり、恋愛の話題をブログなどに書いたことは一度もありませんでしたね。
もともとぼくら社に入ったのは、安田というぼくら社の編集長に声をかけられたのがきっかけなんです。
安田には、以前執筆を奨められ、2006年に『上司の頭はまる見え。』という女性マネージメントの本を書き、彼にプロデュースしてもらった経緯がありまして。
そのぼくら社のブログで恋愛のテーマをセレクトされて、実際書いてみたら書きたかったことがいっぱいあったという(笑)。

―すっごく面白いですよね。

川崎:子育てブログ「女社長の酔いどれ子育て日記」は、7年近く書いてきたのですが、それは自分の家族のことや子どものことを暴露しているだけなので(笑)。
自分自身の恋愛観、結婚観というものはオープンにしたことが無かったのです。
ここで、バーンと扉を開いてくれたな、という感じです。

―開いたらめちゃくちゃ出てきたのですね(笑)。

川崎:(笑)。特殊な悩みじゃなくて、普通の若い女性が悩んでいるブログをセレクトされたので、「じゃあ、おばちゃん言うよ!」っていうスタンスが取れるのが良かったのかもしれないですね(笑)。

―まだまだ話の引き出しがありそうですね(笑)。

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