意見が違うことは悪くない
マネージメント方式でコミュニケーションを!

―気まずくて、ついそれを後回しにしちゃう女性が多いと思うんです。良い方法ってありますか?

川﨑:お品書きみたいに上から質問してくのはあれだけど(笑)。
デート中に未来の話ってするじゃないですか。大事なことだから、自然に話してみましょう。
ブログもコミュニケーション方法について重点を置いて書いています。

─川崎さんはブログでも「価値観をすり合わすことが愛情なんだよ」と、おっしゃっていますが、それが愛だと気づいていない人が多いのかもしれません。

川﨑:私は自分の失敗からもありますし、他にも上手くいかなくなってしまった夫婦を沢山見てきたのですが、すり合わせができなかったんだな、ということがほとんどなんですよ。
意地とかプライドで。なんで私がこんなこと切り出さなきゃいけないのって。

―そこは愛情だと思って、自分から話すということが大事なんですね。
男性側があまり話さないタイプの場合もあると思いますが、その時は女性からやるしかないんですよね?

川﨑:
ああしなさい、こうしなさいと言わなければいけない訳じゃないんですよ。
「私はこう思っているんだけど、あなたはどう?」って、伝えて聞くことです。マネージメントの基本です(笑)。

―意見が違うこと自体は悪くないんですよね?

川﨑:悪くないです、というより当たり前です。他人同士ですからね。
私は夫に対して他人という意識がすごく強いんですよ。
夫は兄弟でも子供でもない。だから、ある一定の敬意というか、思いやりを持って接しないとうまくいかないと思っています。
でも、娘は他人ではないので、頭ごなしに言う。