「ガッツ系男子」と「菌類系男子」

アル:私は中学時代「ガッツ石松ってセクシーだよね」と友達に言って、頭がおかしいと思われてたんだけど(笑)。でもガッツ系男子、強面(こわもて)で強そうな男に萌えるのは、ずっと変わってないのよ。

ぱぷ:私も「昔からほんっと好みがブレないね!」と旧友に言われます。私の歴代の彼氏たちは「モテないイケメン」タイプなんですよ。

アル:モテないイケメンって「痩せてるデブ」みたいに矛盾するようだけど、実在するよね。

ぱぷ:しますね。顔の作りは整ってるけど、性格は地味で暗めというか、ジメジメしたタイプ。あまり表に出てこないため、可視化もされにくい。

アル:菌類みたいな?

ぱぷ:そう!菌類系の男子ってモテないから、競合も少ないんです。一般的にモテる男子って陽性なんですよ。
でも私は「休日にフットサル☆夏はBBQ☆冬はスノボ☆」というリア充タイプの眩しさに溶けて消えてしまうので。

アル:私も「休日にフッ」の時点でダッシュで逃げる。

ぱぷ:でも一般的に「爽やかさ」とか「友達が多い」という点はプラス要素で、その属性を持つ男は競争率が高いんです。
もちろん自分が好きなら頑張って勝ち取ってほしいけど、本当に自分はそれが好きなのか?をきちんと考えてみてほしい。好みって意外と自分で言語化できてないので。

アル:ぱぷりこちゃんは、かなり具体的に言語化できてるよね。

ぱぷ:私の中では「走れる菌類」が最強ジャンルなんです。

アル:ちょっと意味がわからないんですけど(笑)?

ぱぷ:何かが起こった時、逃げられないと困るというか…。バイオハザードやジュラシックパークを見ても「最後は体力だな」と思うので、ちゃんと走れる人がよくて、運動神経がないのは困る。
なので菌類系でイメージされる、バンドマンや超文系男子が好みから外れがちです。

アル:ほう~。

ぱぷ:菌類は増殖スピードが速いじゃないですか?よって速さは重要です。というわけで、「走れる菌類」が最強。

アル:なるほど、意味不明だった「走れる菌類」というジャンルが説得力をもったね(笑)
そうやって自分の好みの相手がどんなジャンルのどんな人なのか?を具体的に語れるのは大事だと思う。