スモールアナルな男には爆竹をつめよ!

 地獄から救われた者としては、パートナーには器のでかい男、ケツのアナルがビッグな男を選んでほしい。
そりゃいつもニコニコ菩薩のような女でいればモテるでしょう。でも人間、落ち込む時だってある。地獄のフタが開く時だってある。
こちらが弱ってる時の対応で、相手のアナルのサイズが露呈します。それをしっかり見極めた方が長続きするパートナーシップを築けます。

 長い人生、何が起こるかわかりません。自分や子どもが病気や事故で障害を負うかもしれない。そんな時に「面倒くさい」と逃げるようなスモールアナルな男は選んじゃいけない。というか、そんな奴は肛門に爆竹をつめてパンパン鳴らしてやればよい。

 私は親にあけられた心の穴が「この人は離れていかない」と安心したことで塞がりました。
これは生き物の性(さが)なのだと思います。
子どもは拗ねて「お母さんなんて嫌い、あっち行って!」と言う。で、本当にあっち行っちゃうとワーンと泣く。そこで親に抱きしめられると安心して「悲しかった、寂しかった」と素直になれる。
こうした行動は犬猫にも見られます。

 わが家の黒猫(プリンス・カメハメ)は私が出張から帰ると、あからさまに拗ねている。「母親(=私)がどこかに行ってしまった」という不安と寂しさからでしょう。その後、抱きしめて撫でるうちにようやく安心してゴロゴロと甘え始める。

 そして猫にも個体差があります。
カメハメは元さまよい猫で、保護されるまで怖い思いをしたのか、慣れるのに時間がかかった。今も私が仕事で家をあけると、夜泣きしてゲロやオシッコを撒き散らす。
一方、もう一匹のラーメンマンはのんきなデブで、病院に行く時もケージにすんなり入る。カメハメはケージに入れようとしたら大暴れして、私は引っ掻かれて大流血。夫は腕を噛まれて腫れあがり、自分が病院で破傷風の注射をうつハメに。

 だからといって「こんな面倒くさい猫は捨てよう」なんて思わないし「高級ブランド猫と交換してやる」と言われても断る。それが家族の愛情というもの。
面倒くさくなれば捨てるような人間に動物を飼う資格はないし、そんな奴はアナルに弾道ミサイルをぶちこんでやればよい。

 同様に「面倒くさい女はイヤだ」なんて男を選ばないことが大切。都合のいい女を演じるのではなく、マイナスを受け入れる覚悟のある、愛情深くて器のでかいパートナーを選んでください。