男の好みは変えられるのか?
AM:痛い目に遭ってもヤリチンに引っかかり続けて「結局ヤリチンが好みなんだな」って女子もいますよね。そういう好みって変えられるんでしょうか?
アル:西原理恵子さんが漫画で描いてたんですけど。アシスタントの女性が、女好きのチャラいバンドマンとばかり付き合っていたけど「このままじゃ幸せになれない!好みを変えるぞ!」と己にビンタする気合いで決意したんだって。それで真逆のタイプの穏やかなクマさん系の男性と結婚して、幸せに暮らしてるそうです。
AM:その方は気合いで変えられたんですね。
アル:腹の底から「幸せな結婚がしたい!」と思ったら変えられるのかも。
私も孤独で寂しくて「家族がほしい!」って叫びが腹の底から轟いたんです。それで「惚れた腫れたはもういらぬ!」と思って夫と結婚しました。
夫に対してときめきも性欲も発動しなかったけど「自然体でくつろげる、家族になるならこういう人だ」と思って。
だから初めから恋愛じゃなく結婚を目指して、「好きになれるか」じゃなく「どんな家庭を築きたいか」「それにはどんなタイプがいいか」って視点で見るといいと思う。
ただし、初対面で「くつろげる」「居心地がいい」なんて分からないから。初対面ではお互いに素を出さないものだし。
夫とも飲み仲間として何度も会ううちに「一緒にいてすごく楽」と気づいて。最初はまったく好みじゃないし、結婚なんてありえないと思ってたけど。
同じように「第一印象はナシだと思った」と語る既婚者は多いですよ。だから初対面で判断せず、何度か会ってみた方がいい。それで結果的にナシでも「どういう男とは合わないか」とか学習できるし。
たとえばラーメンでも、実際いろいろ食べ比べる中で「塩味がいい」「意外とトンコツもイケる」とか気づくものでしょ。