女性は感覚で相手を選べる
アル: 知り合いの女性が婚活サイトに入会して、3か月で結婚を決めたんです。彼女に聞いたら「年収で絞らなかったのがカギだ」って。
プロフィールやメールの文章を読んで「感覚が合うか」を重視したそうです。
S: それは正しいと思う。
僕は大手から中小まで企業の採用コンサルをしているけど、関西の小さなメーカーさんを手がけたことがあって。
その会社は京大生を採用できて、それが全員女子だったんだよ。
アル: ほー!
S: その会社の主催で僕の講演を開いて、その後の懇親会に参加した学生が「この会社いいかも」と思って、面接に進んだってパターン。
きっと彼女らがリクナビで検索してもヒットしなかった会社だと思う。
たとえ条件に合わなくても、女子は「自分がいいと思ったらいい」んだよね。
一方、男は「他人にいいと思われなきゃダメ」で、ブランドやランクを気にする人が多い。
アル: 「男社会の競争に負けたくない」って見栄やプライドがあるんでしょうね。
男と違って、女は<キャリアダウン型の転職>ができると言いますよね?
年収や会社のランクが下がっても、居心地がよければOKっていう。
居心地がいいと愛せる、というのは、結婚も同じだと思う。
某女性誌のアンケートで「夫の条件を妥協したか?」って問いに7割がイエスと答えていたんです。主に年収とルックス面で妥協したと。 でも7割が「結婚生活はとても幸せ」と答えていました。
S: 一緒に生活する中で愛が育っていくパターンだよね。
女性は地に足がついていて、感覚で選べるんだと思う。感覚よりプライドを優先しがちな男と違って。