堀江さんは女子を清らかなものとして見ている
はあちゅう:堀江さんは、なんかいい人だと思います。素直というか。恋愛観は特殊なんですけど、女の子をすごく清らかなものとして見ていると思います。
堀江:ははは! どういうことそれ?(笑)
はあちゅう:女の子に対するファンタジーがあるというか。女の子の方がずる賢いんじゃないかって私は思うんですよ。計算してちょっと抜けてる演出をしたり。
堀江:ああそう。でも、それはないよ。
俺、結構相手を素でつめるから。腹を割って話し合うというか。
はあちゅう:なるほど。堀江さんにつめられたら、まあ本音話してしまいそうですね。
堀江さんを好きにさせる方法
はあちゅう:堀江さんが彼女からもらって嬉しかったものはなんですか?
堀江:本当にすっげーうれしいみたいなのはないよ。
あんまり欲しいものがないからかな。
物って自分が欲しいって思ったら買えるじゃん。だから、金で買えるものとか別にいらないよね。
はあちゅう:そうしたら、もっと難しいじゃないですか。
じゃあ、どうしたら堀江さん喜んでくれるんですか(笑)?
堀江:そんな意図した行動で好きになったりはしないよ。
その子が全然意図してない行動で好きになるんだよ。
はあちゅう:具体例が聞きたい。
堀江:例えば、俺が一人も知り合いがいないようなアウェイな場所に行ったとして。
どうしたらいいんだろうって思っていた時に、割とタイプの女の子が親切にしてくれて、「すごいいい子だな」って思って仲良くなるとかね。
でも彼女自身は単純に困ってそうだったから、寂しそうな人がいるから、助けてあげようと思ってやっただけなんだよね。
俺のことが好きだからじゃなくて、母性なのかもしれないし、普通にいつもそういうことをしている人なのかもしれないし。そういう子はモテるよね。
―ということは、母性が重要なんでしょうかね?
堀江:だから、意図していたら釣れないよ。手作りのなんとかって最悪だよね(笑)。そういうものは、プチ評価が上がるだけかな。
こいつ俺のこと好きなんだなって思うくらいだね。
―プチ評価を重ねると、100点に近づいたりはするんですか?
堀江:しないんじゃないですか(笑)。
さっきも言ったように、恋愛って、いくら努力してもしょうがないというか。
ダメなものはダメだと思いながら、時を待つしかないんじゃないですかね。
はあちゅう:どれくらい待てますか?長丁場で、1年とかアタックし続けたことはありますか?
堀江:そうやってやるとダメなんですよ。
藤沢数希さんは「非モテコミット」って呼んでいるけど、そうなっちゃダメなの。
自分の生活もボロボロになっちゃうし、相手からも引かれるし。
その子のことで頭がいっぱいになってどうしようもないって状態にならないように、とりあえず他の女の子と付き合っておくのは、自己防衛ですよ。
余裕が出てきて待てるし、彼女が発しているSOSに上手いこと気づいて、フォローいれて、その子と付き合えるようになるかもしれない。
それがいつどんなタイミングで訪れるかわからないんだけど。
人間の心は常に変化し続けるわけじゃないですか。
だから、ある時突然「この子かわいいな」って思うこともある。
はあちゅう:堀江さんは、俺は俺って思いが強いですよね。
そんな堀江さんがいつか崩れてほしいです(笑)。
20歳ぐらい年下のわがままな女が現れて、そんな子に堀江さんがハマっちゃって「俺が俺じゃない」って悩んでいるのが見れたらうれしいです。
堀江:もうないと思う。「俺は俺じゃない」ってならないように頑張っている。非モテコミットはイヤなので。
―そんなにイヤなんですか?
堀江:結構大変なんですよ(笑)。
はあちゅう:堀江さんが『anan』とかで「片思いのめんどくさいことが楽しい」って言っていて、それはすごいわぁーって思いました(笑)。
堀江:片思いじゃなくなって、付き合うことになった時にどうしようって、ふと思ったりするよね。
はあちゅう:達成しちゃったみたいな燃え尽き症候群ですか?
堀江:「本当にこいつと付き合えるんだろうか」って。
はあちゅう:それは男の人特有ですよ。女の人は「付き合うことになった!嬉しい!」ってなりますもん。
堀江:好きになる要素もいっぱいあるじゃないですか。
その要素にもよるかもしれないけど。
好きな回路がくるくる回っているだけで、好きになる子とかもいるじゃないですか。
そういう子の場合だと、途中ではっと我に返ることもあるし、ずっと付き合う場合もある。