たくさんの出産の中で気づいたこと

―たくさん出産をされて、DVDの特典映像でもお腹の中に赤ちゃんがいる期間を楽しむとおっしゃっていたのが、印象的だったんですけど、たくさん出産することで気づいたこととかありますか?

美奈子:子だくさんっていいんだなと思いましたね。
もしも一人しか産んでいなかったら、子育てって大変だなで終わっていたと思うんですよ。
一人目のときは確かにすごく大変で、おっぱいもあげたし、おむつも変えたし、着替えもしたし、なんで泣いているの!?って思ったこともあるんですよ。
それで、二人目のときも、一人目の子がぐずぐず言っていても下の子におっぱいをあげなくちゃいけなかったり、抱っこ抱っこって言ってきたりで、まだ子育てって大変だなって思っていたんですけど。

 四人目ぐらいから要領よくやるコツを覚えてきて、上の子は上の子でコミュニティができてくるので遊んでいてくれたりするんですよ。
下の子がどんどん生まれていくと余裕も出てきてくれて、みんな私から産まれてきているのにこんなに違うのかと思ったり、子育て面白いな、楽しいなってやっと思えてくるようになりましたね。
たくさん産んでよかったなって思っています。

―私、今28歳なんですけど、まだ子ども産むのって正直怖いって思っていて…。

美奈子:確かに、初めては痛い痛いばっかり思っていたんですけど。
六人目になると、どういう風にして産まれてきて、どういう風にこの痛みがきて、私だけじゃなく、赤ちゃんもここは苦しいんだと、勉強したりして分かるようになってきて。
どんなに痛くても、あの痛みがあったから、こんなにかわいい子が産まれたと思うと、また欲しいなと思ったりしますね。まだ全然欲しいです、再婚できたらですけど(笑)。

―DVDも本当にお姉ちゃんが末っ子の蓮々ちゃんを抱っこしてあげたりと、コミュニティがちゃんとできているなと感じました。