些細なようで決定的な感覚のちがい
nromagna
さぁ、ひさしぶりに本当の恋愛の話をしようか。
「女は男を変えられるのか?」
このテーマが挙がったときに難しさを感じた。
そもそも人は他人を変えられるのか?という壮大なテーマに等しいからだ。
俺なりに恋愛テイストに味付けして噛み砕いてみたい。
恋愛関係で女の子が彼氏に不満を感じるのは何だろう?
私の話をしっかり聞いてくれない、時間にもお金にもルーズ、女遊びを止めない、ちゃんと仕事をしていない。
<彼に変わってほしい>
女性が切実にこう願うときの気持ち。
それは「将来的にずっと彼と一緒にいたい」という本音に他ならないでしょう。
セフレ関係や、将来を見据えない関係であれば、そこまで真剣には考えないはず。
ずっと一緒にやっていくためには、彼にこうなってもらわないと困る、彼自身のために良くない、そして何より自分が苦しい。
同棲や結婚をしている関係の場合、それは些細な出来事に集約されると思うんです。
脱いだ靴下をそのままにする。洗濯・掃除が適当。
食器を放置したまますぐに洗わない。ちゃんと連絡をよこさないで遊んで帰ってくる。
男はたぶん悪気がない。
あとから洗濯カゴに入れるから。食べたあとちょっとゆっくりさせてよ。
どっちみちやるなら俺のタイミングでいいじゃん。浮気してたわけじゃないし、ちゃんと終電で帰ってきたからいいじゃん。
でも、女性はそうは受け取らないですよね?
なんかダラシない。ふたりの快適な空間を作ろうとしていない。
こっちは何かあったと思って心配する。気を使ってくれてないのがヤだ。みたいな。
些細なようで決定的な感覚のちがいが表現されているような出来事。
さぁ、そんな彼をチャキチャキ家事をやって、連絡もマメなナイスな奴に変えてみよう。