自信がない女子はTwitterで裏垢を作れ!男のチヤホヤを集めよう/中川淳一郎

裏垢女子

今回のテーマ「自分に自信を持つ方法」
中川さんがいつも「女性はもっと自分を誇っていい」と言ってくださるのが、とても嬉しい反面、心に染み付いた卑屈さが拭えない部分があります。
鈴木涼美さんが対談でおっしゃっていた「2ヶ月ぐらい水商売をする」のような、自信がつく具体的な行動はありますか?

仕事でうまくいっても自信につながらない

「心に染みついた卑屈さ」というものは、何らかの成功体験がない限りは払拭できないものでしょう。男の場合はこれが「仕事でうまくいく」ということです。努力でなんとかなる面があり、これにより自信を獲得することができます。なぜかというと、仕事がうまくいく男は女性からモテることが多いから。
一方、女性の場合は複雑で、努力の結果仕事でうまくいっても、「仕事の面」での自信のみがつく場合が多い。なかなか人生全般の自信にはならないのです。

男に対して「バリキャリ」なんて言葉は使いませんが、女性にはこの言葉を使ってしまう。それはどこかで今も「仕事ができる女はどこか恐ろしい・かわいげがない」という見られ方をされているからでしょう。もちろんそう見ている方が悪いんですけどね。

東大を出て年収が高い女性と話をしたのですが、「モテないんだよね」と言っていました。彼女は美人で性格も良いのですが、社会に出ると男から避けられる感覚を味わっているといいます。だからこそ「学生時代に付き合っていた東大生の男と結婚する、ってのが一番いいんだよね」と言っていました。

木嶋佳苗に学ぶ、チヤホヤされる場所の作り方

だとしたら、やはり男からうじゃうじゃと言い寄られる成功体験をするのがいい。
鈴木涼美さんは「2ヶ月ぐらい水商売をする」ことが自信に繋がると言いましたが、それは容姿もコミュ力も知性も揃った鈴木さんならではの方法です。常人であれば、まず面接で落ちてしまうかもしれないし、通過できたとしても、その後の「指名」や「同伴」が一切取れずにますます自信を失うかもしれません。

そこで試してみたいのが、ツイッターで裏IDを作り、「こいつといつかヤれそう」と単純男が誤解することばかりツイートしまくるのです。
「婚活殺人事件」で知られる木嶋香苗は、とにかく男からモテますが、彼女はブログでチヤホヤされる体験をするとともに、女性を強く求める男性に優しく接することにより、そのモテ力を高めていったと聞きます。

彼女がブログに公開した写真は笑顔の口から下とウェーブがかかったセレブ風な髪の毛が写っているだけです。この写真と文才が感じられる丁寧な文章により、女性からは憧れられ、男からは恋い焦がれる存在になっていった。木嶋にとってネットでの情報発信は、チヤホヤされる成功体験を日々味わえる場所だったのではないでしょうか。それにより「男も女も皆、私を求めている」という自信に繋がったのでは、と思うのです。

だったらやるべきは、新しいIDを作り、「オフパコ」「出会い」「セフレ募集」などとプロフィールに書いているツイッターユーザーの男を一斉にフォローし、いかに自分がイケてるモテ女、しかも常識的、でもふしだらかを日々書くことです。
自分のプロフィールには「男好き」「H好き」「色々自信あり」「棲息地:代々木上原、神山町、円山町」「IT系OLです」「時々残業」「ハイボール」などとふしだらに見えるも、実際はまともな職業に就いている風にする。地方在住であっても、東京在住ということにした方が「会えるかも!」と思ってもらえる。

自分の口から下の写真だけを日々公開し、男の関心を高める。なお、男はネイルやエステやマツエクやファッションには一切そそられないので、それらを殊更に自慢する必要はありません。胸のカップ数や、大酒飲みであることをアピールする程度でいいです。
胸のカップについて書くときは、体にピッタリとした服を着て横からその隆起を撮影するといい。谷間もアリですね。ただし、それ以上の露出、ましてや乳首は規約違反になるかもしれないので勧めません。

そして、時に仕事上のグチを書いたり、欲求不満が溜まっていることも書いたりして、男を「オレがキミを守ってあげる。何でも言いたいこと言ってね」なんて気持ちにさせる。罪悪感を抱く必要はあまりないです。どうせあちらはあなたとエロしたいだけなので。くれぐれも身バレをしないように気を付けてください