新たな出会いを感じ取れるのは、いつだって新たな自分と向き合う瞬間

自分がいい状態=いい恋愛

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さぁ、今日は別れと出会いの季節に本当の恋愛の話をしようか。

あなたは誰と一緒にいるときの自分がいちばん好きでしょうか?

大好きな恋人といるとき?何でも喋ることのできる友人といるとき?逆に当たりさわりのない会話だけですむ他人といるとき?それとも部屋でひとりでいるときの自分?

それなりの恋愛経験を重ねた人が悩むポイントに「自分の好みと幸せになれる相手にズレがある」「結局は男性の思考様式に合わせるのが息苦しい」というのがある。

それらを一気に解決できる秘策があれば最高だけど、そんなムシの良い話はない。ただ、「誰と一緒にいるときの自分が好きか」は大きなヒントを持っている。自分が良い状態でいられる恋愛が、良い恋愛なのは間違いないからだ。

「自分」を確立している人は素晴らしいけど、そうは多くない。そして対人関係において、誰に対しても変わらない自分を押し通す人はいないんじゃないだろうか。
相性が抜群の彼氏といるときは愛らしい笑顔を見せる人でも、一語一句が癇にさわる人と一緒にいるときとは別人のように殺意の感情がめざめているはずだ。

振る舞いもそう。彼氏の前でふにゃふにゃする姿を、オフィスでそのままやったらヤバイ奴だ。上司には、部下には、友人には、親には、それなりの振る舞いのちがいがある。

学生時代と社会人になってからの自分が、同じ「自分」でありながら微妙にちがうように。学生時代の友人と会うと、学生時代の自分にすっと戻れるように。

これは「自分のモード」と言えるもので、仮の自分を偽っているのではなく、どれも本当の自分だろう。