さぁ、押し迫るような年の瀬に今年も本当の恋愛の話をしようか。(このフレーズを覚えている一年越しの読者は無料デート券をお配りいたします)
今年の後半は「出会い」前後について書く機会が多かった。それはダメな相手に対してどんなに頑張っても不毛ということを伝えたかったからだ。
誰に出逢うか?(自分を幸せにしてくれる人)そしてどんなかたちで彼と出逢うか?(出会いの入射角)という視点が大事ということを伝えたかった。
恋愛において「気になる」「もっと知りたい」がスタートになること。だから相手に対して、自分をそう見せるべきだということを書いた。
同時に、自分の「気になる」をもっと磨いていく必要もあると思う。
恋愛が上手くいかない女の子は、大体において<気になるセンサー>が腐ってる。
失敗した恋愛と同じ方向に平気でまた進んだりしている。そういう人には、自分の「好み」自体を疑えと言いたい。
ある程度以上の年齢になると、ルックスやスペックと好みが直結するのは論外として、「ないものねだり」なんかもダメだと思う。
自分にないものを持っているから惹かれるのは当たり前。
だけど、欠けている自分をそのままにしておくために、そういう相手を選んで付き合ってるのだとしたらどっちみち人生が上手くいかない。
気になる相手を見つけたとき、その相手に惹かれる要素を見つけたとき、同時に考えてほしいのは「ふたり」としてどうなのか?ということ。恋愛が上手くいくかどうかはここだけだと思う。
自分はその相手がいることによって良い感じかもしれない。相手もそうかもしれない。
でも、それは依存(共依存)に他ならない。自分のことは自分で処理するのが大人でしょ。
他の人には頼れない部分を頼れるから恋愛?そんなのは都合のいい言い分でしょう。
他者との関係によって自分が活き活きとしていられることを否定するわけじゃない。
安心できることを否定するわけじゃない。ただ、「自分のことは自分でしっかりとする」という前提に立ってない恋愛を否定したい。
誰だって頑張っていると心が折れそうなときがある。
そんなときに精神的にただ抱擁してもらうだけで頑張れる気力が出てくる。
どんな結果になっても、絶対に自分はあなたを肯定する。逆にいえば、相手にとっての自分もそうあってほしい。