自分は甘いのではと、自分で自分を責めてしまう
ジェーン・スー:会社は、辞めようと思えば1ヵ月もあればぶっちぎって辞められるんです。
いろんなところに不義理はしますが、辞められないということはない。
だからすぐやめろと言う話ではなくて、辞められない…という強迫観念めいたものがあるならば、それはないと思ってほしいです。
みかんさん:そうですね、それは一度上司に相談する段階で思いました。
もっと自分が強ければなと思いますが、経験でしか強くなれないことも学びました。
ジェーン・スー:真面目!
みかんさんのお話を伺ってると、みかんさん自身が「こんなことを思ってる自分は甘い」と思ってるんじゃないかなーと。
音をあげる役と叱咤激励する役をひとりでやってる!
みかんさん:自分で自分の首を絞めているのもわかっています。
ただどうしても楽にできないんですよね。
ジェーン・スー:ふんふん、なんでじゃろ?
みかんさん:元から優等生育ちというか、学級委員とかやっちゃうような子だったので校則を破ることも無理でした。
人から批判されることが一番怖いんです。
ジェーン・スー:わかります、わかります。
みかんさん:でも、つまらない人間にもなりたくなくて、でも今の自分はつまらない人間に成り下がっていてそんな自分も嫌です。
「これをやってます」とか、胸張って言えるようになりたいです。
ジェーン・スー:うんうん、いいね!前向きになってきた!
自分の気持ちを吐き出して、だんだんと前向きになった、みかんさん。
次回は、「仕事を辞めたいと思ったときの自分との向き合い方」についてのお話です。
お楽しみに!
Text/ジェーン・スー