「3年は続けないと入った意味ないよね」と言われ…

ジェーン・スー:いま、例えば朝起きるのが苦痛すぎるとか、そういう身体的ストレスを過度に感じている状況ならば、大きく体調を崩す前に一旦お休みするのも手だとは思います。

みかんさん:実は、それも考えて上司に一度辞めたいと相談しました

ジェーン・スー:うんうん。上司はなんと?

みかんさん:上司はとても親身になって考えてくれましたが、会社として営業が足りてないこと、他に私にできる余ってる仕事もないため、部署を異動しても、内容はほぼ変わらないと言われました。
それでも5月に相談して7月に部署が変わる予定でしたが、変わりませんでした。
上司としても私に期待しているからこそ任せているとも言っていましたが、正直不安です。

ジェーン・スー:営業部の離職率は高いですか?

みかんさん:全体として人数が多くないですが、最近女性営業マンが一人辞められました。
ただ、会社の統合などがあり、どんどんブラックに近くなっていきそうです。
楽しんで仕事をやっているように見える人はあまりいません

ジェーン・スー:そっかー。会社がブラックかどうかはわからないのですが、嫌で嫌で仕方ないなら一度リセットするのは手だと思います。
ただ、それがいま出来てないところに、みかんさんの真面目さがあると思いますし、その真面目さがみかんさんを良い方向に引っ張っていてくれるといいのですが、どうでしょう? 辞められると思いますか?
また、辞められないとするならその理由はなんでしょうか?

みかんさん:今はまだ辞める決断ができません。
理由は、上司がすごく人間としてできた良い人だったりして、すごくお世話になったのに申し訳ないというのと、辞めた後のこともまだ何も明確にないことがあります。
辞めたいと相談した時も、他が決まっているわけでもないし、部署変えてみたら変わりそうな理由だと捉えられてしまい、
「3年は続けないと入った意味ないよね」とも言われ、確かにスキルのない私が辞めてもという不安もあります。

この時に会社というものは「辞めたい」と言って簡単に辞められるものではないと知りました。
就活の時はダメなら辞めればいいし、とりあえず入ってみようなんて思っていたのですが、入ったら辞めるのがとても大変なんですね。
仕事がいやだと気力が奪われて、すべてが面倒になるんですよね。
最近彼氏ができてそれはそれで嬉しかったのですが、それだけでは私は幸せになれないということもわかりました。
仕事という土台がぐずぐずなのでたぶんこのままだと嫉妬にまみれた人間になりそうです…。