人生のロールモデルがついに現れた!犬山紙子さんトークイベント『おしえて!ドクタールース』

80年代のニューヨーク。日曜深夜のラジオ番組に全米は夢中になった。誰も教えてくれない性のお悩みをズバリと解決するドクター・ルース。身長140センチ、ドイツ訛りの彼女は、そのチャーミングなキャラクターでたちまちお茶の間の人気者に。性の話はタブーだった時代に、エイズへの偏見をなくすべく立ち上がり、中絶問題で女性の権利向上を後押しし、LGBTQの人々に寄り添い、社会を切り拓いてきた。
ホロコーストの孤児、元スナイパー、シングルマザー、3度の結婚。時代に翻弄された90歳の半生をたどるドキュメンタリー。

この度、本作の公開を記念し、エッセイストの犬山紙子さんのトークイベントが8月22日(木)に実施されました!
そちらのレポートをお届けします。

ロールモデルがついに見つかった!

 まず、犬山さんから映画を観た感想について、「最高でしたね!これまで、将来どんな人になりたいっていうロールモデルがいなかったんです。憧れの女性は沢山いるんですが、自分とあまりにも違いすぎたりして、ドンピシャな人はいなかった。でも、この人になりたいって一番強く思いました。」と、大絶賛!
「ドクター・ルースの、ふわふわの小さなぬいぐるみがあったらお守りにして、迷った時に『ルース、私これでいいよね?』と聞いたりしたい。(笑)それくらいの人でしたね。」と、興奮気味にドクター・ルースへの想いを語りました。

『おしえて!ドクター・ルース』トークイベント

 また、ここでニューヨーク在住のドクター・ルースが、新宿ピカデリーに設置されていたお悩み投函ポストに寄せられたお悩みに答える、スペシャルムービーが上映!「なかなか好きな人が出来ません。パートナーって必要でしょうか?」といった恋愛相談から、「匂いが気になります」「マンネリ化してしまい、彼女が自分とのセックスで感じてくれません」といったセクシャルなお悩みまで、ズバッと明快にドクター・ルースが答えていきます。

プロのカウンセラーは大切な存在

このムービーを観た犬山さんは、「やっぱり、プロに相談してみることが大切ということですよね。でも、日本ではまだ全然、カウンセリングやセラピストは浸透していない。何人も同じような悩み抱えた人の話しを聞いているプロならではの意見って、自分の扉を開くためにすごく大切な存在。私自身、カウンセリングに行って話を聞いてもらうことがよくあるので、そういった認知がルースとともに広がるかもしないですね。」と、自身の経験を交えつつ語りました。

さらに、ラジオ番組のパーソナリティだというルースとの共通点がある犬山さんは、「『ホメラニアン』は、とことんみんなの自己肯定感を高めようというコンセプトで、頑張ったことや頑張れなかったことも、とにかく褒める番組です。ドクター・ルースって今91歳で、びっくりするくらい元気じゃないですか。人の悩みを聞いて褒めるっていうポジティブなアクションをすると、自分にいいことが跳ね返ってくるんです。それで私もグングン元気になってきて(笑)。だから、ルースが元気なのって、いろんな人を尊重した結果なのかなと。だって、他人の10倍くらい波乱万丈な人生を歩まれてますもんね。」と分析。